局ヶ岳 暑さで喘ぐ

それにしても
暑いですねー。

きのうは
兵庫県北部の山を登る予定でしたが
土曜日になって
林道が土砂崩れで通行止めと知る。

どうするどうする・・・

で、急きょ登山口を知っている
局ヶ岳へ変更。

8月26日(日曜)

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早朝出発で道の駅飯高駅へ向かう。
そこから松阪方面へ少し行くと
局ヶ岳登山口の標識があり

奥まで進むと
局ヶ岳神社があり
そこが駐車場です。

いつも尖がりの山を眺めながら
通過していましたが
いよいよ登ります。

10時10分出発。

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ガイド本通り
旧登山道から登って
新登山道を下る行程です。

旧登山道の登山口は標識なし
鉄製の三段の階段が目印。
入口からブッシュで
テンション急降下。

道は荒れていて
そのうえ一昨日の台風通過で
スギの枝葉が
道を覆って進路がわかりづらい。

マムシが
体を冷やしているかもしれんから
岩を踏む時は気ぃ付けろって
いそうな場所がわかるだけに
ビクビク。

今年はマムシが多いらしいです。
玄関先でマムシに噛まれて
入院した知り合いがいます・・・

風が通らず蒸し暑く
植林帯の中を
がまんの急登が続く。

「足があがらん」
だんなきょうは調子が悪いと自己申告。

やっとの思いで新登山道と合流。
こっちは道が広いですね。。。

最後は岩混じりの急登り。

しんどかったー。(笑
12時15分頂上着。

蒸し暑くって展望のない植林帯で
ひさびさにきつかったです。

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局ヶ岳1029m

伊勢湾も見え
ぐるり展望は良いのに
正面に反射板がある・・・残念。

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頂上には日陰がないので
少し下って
風が通る場所で昼食休憩。

新登山道は広い道ですが
こちらも植林帯の中で展望なし
小岩が散らばり歩きづらい。
何度もスリップ。。。

落石注意箇所あります。

不明瞭な分岐が何回かありますが
オレンジの大きなテープが目印です。

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午後2時
新登山道の登山口へ無事下山。

新登山道からピストンなら
車はここまで入ってこれます。
個人的にですが旧登山道を登る
魅力は感じなかったです。
あくまで個人の見解ですが。(笑

展望の良い林道を
15分ほど歩いて
局ヶ岳神社Pへ戻る。

道の駅飯高町で
だら焼きと
(よもぎ風味の素朴なパンケーキ)
いつもの伊勢茶を買って帰りました。

明延鉱山探検坑道

但馬妙見山を下山後
明延鉱山探検坑道へ。
大人の社会科見学。(笑

但馬妙見山へのアプローチで
八鹿高校のすぐそばを通りました。
1970年春
和歌山県那智勝浦町にあった鉱山が
閉山になって
中学時代の同級生家族が
明延鉱山へ移っていき
八鹿高校へ入学したことを思い出す。

太平洋に面した町から
山深い町へ移り
最初はとても閉塞感があったと
話していました。

兵庫県に長らく住みながら
鉱山のあった大屋町明延(いまは養父市)へは
一度も行ったことがなかったので
この機会に行ってみることに。

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道の途中「一円電車」運行中って
手書きの案内がずっとありました。

この電車でした。
当時乗車料金が1円で
明延鉱山から神子畑選鉱場間6キロを
運行していた電車を
敷地内でアトラクション運行中。

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日曜坑道見学会が開催されていました。
通常3日前までに予約がいる坑道見学が
その場で申込みができました。

ガイドさんの案内で
60分の坑道見学ツアー。
せっかくなので参加しました。
(ひとり1200円也)

明延鉱山は
日本一の錫(スズ)の鉱山でした。
いまは100人ほどの集落が
最盛期には従業員とその家族が
4000人以上暮らしていた
とても賑やかな山の町だったそう。

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前を歩くのは
ツーリングのおじさん達。
これから作業開始に見えますね。(笑

当時の姿をそのまま残した坑道で
露出した鉱脈もそのままでリアルです。
巨大鉱脈跡もライトアップされ
見ることができました。
よくある観光坑道とは全く違います。

まさかの気温14度。。
外の気温より20度近く低い。
さぶっ。
レインウエアの上を着て
入ったら良かった。。。

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その温度の鉱山貯蔵庫で
寝かせる日本酒。

明壽蔵
三年寝かせるものもあり
蔵出しするとすぐ完売となるそう。
これはぜひ手に入れねば。(笑

実際に使用されていた大型の重機類も
残されていました。
クローラジャンボ
削岩機を2台搭載したもの。

坑道総延長は約550キロ。
大阪~東京間の距離に匹敵。
坑道の深さは1000m!
錫だけでなく銅、亜鉛、鉛などを産出した
日本有数の鉱山だった明延鉱山は
昭和62年に円高と金属価格の下落で
地下に多くの資源を残したまま
閉山となりました。

いまも当時の木造長屋社宅が残り
公開日には内部見学ができるそう。

和歌山県那智勝浦町の
那智川沿いにあった鉱山地区も
閉山後も往時の面影を残していましたが
残念なことに
2011年9月大水害の土石流で流され
いまは新しい家々が建っています。

坑道見学ツアーの参加者は
夏休み中ですが
大人のほうが多かったです。

但馬妙見山 古スギの山

19日の日曜日に
但馬妙見山へ登ってきました。

周回するつもりで
分岐を左手へとり
妙見キャンプ場へ向かうが
林道には木々が倒れかかり落石多々
最近車が通っていない印象
分岐まで引き返して
名草神社へ向かう。

車は妙見自然の家広場にも
停めることができます。

10時出発。

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朱塗りの三重の塔へ向かう。
広場には新しいトイレがありました。

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名草神社本殿と拝殿は修復中。。。
残念。

登山口がわからず
社務所で尋ねました。

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社務所左のコンクリート道を1分ほど
このお地蔵様が目印です。

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町石地蔵が残る
スギの大木が林立する参道を登る。

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二体のお地蔵様が残る妙見峠。
村岡町の作山(つくりやま)から
登ってくる旧妙見参道と出合ます。
昔の村岡町側からの参詣道ですね。

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峠からは
稜線を緩くアップダウンします。

頂上近くには沼地があって
GWの頃ザゼンソウが咲くらしいですが
最近のレポではほとんど花の記録は
見かけません。
沼地らしい場所は夏場のせいか
干上がってました。。

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11時15分頂上到着。
あら~展望なしですか・・・。
但馬妙見山1139m頂上は地味です。(笑

先着の方がいらっしゃる!
おふたりですね。

なんと山であそぼっさん!
作山から登ってきて
下りは道なき道に分け入るそう。
地図でルートを教えていただきましたが
無理無理。(笑
山あそさんから尾鷲道の話が出て
これはちょっと嬉しかったです。

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キャンプ場の林道が荒れていたので
登ってきた道を引き返します。

登山道は途中で
ダートな林道に出て
林道から妙見峠へ登り返しても良い。

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12時50分下山。

三重の塔は300年ほど前に
出雲大社へ大スギを供出した見返りに
贈られたそうです。
樹齢1500年とか。

境内は杉の巨木が見事でした。

さて、まだ早いので
どっか寄り道して帰ろうかな。

青山高原 他にはない景色

GWに帰省するとき
青山高原へ向かったのですが
某化粧品メーカーの保養施設のほうへ
行ってしまった。。。

今回帰省からの戻り
伊勢自動車道の久居ICで下り
青山高原へ寄りました。

ドライブウェイで
頂上直下まで行ける。

青山高原も250コースのひとつです。

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別荘地開発が頓挫したような高原です。
売店施設は閉鎖していました。

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駐車場から3分で登った
髻山(もとどりやま)756m頂上に
思いもかけない光景が広がり
声を上げる。

風力発電機が林立する
こんな景色は初めてです。
ざっと数えて60機はありました。

雨が降り出しそうで
伊勢湾は霞んでいましたが
頂上展望は広大です。

なお、近鉄西青山駅と東青山駅から
登るルートがあります。

又剣山登山口 台高山系

帰省で
169号線を南下して
北山村へ向かうので
ちょっと寄り道。

又剣山の登山口まで行きましたが

登りませんでした。。。

アプローチの説明だけしとこ。

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道の駅上北山村を過ぎ
橋を渡って
小処温泉へ向かう道へ入ります。

途中の水分神社のすぐ先の橋を渡り
左手へ
通行止めの看板がありましたが
ダメなら引き返そうと進む。

不安になるぐらい
延々上って行くと
大峰山脈を一望する
素晴らしいドライブウエイ。
ガードレールのある一車線の舗装路ですが
道には落石多く前方注意です。
通行止めの看板にあった土砂崩れ箇所は
まだ工事がされていませんが
とりあえず車は通れました。

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東屋の手前にこの梯子があり
ここが新登山口です。

実はここへ来るのは3度目。
1度目は169号線が土砂崩れで
迂回路として使用。
2度目は登山目的で来ましたが
地図を忘れて中止して大台ヶ原へ変更。

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この東屋を越してしばらく行くと

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もともとの登山口があります。
木にテープあり。

大峰山脈と台高山脈の間にあって
非常に山深い場所です。
道は舗装路ですが
きょうこの林道を走っているのは
たぶん私たちだけで
又剣山では誰にも会わないでしょうね。

天気がイマイチで
なんとなく気乗りがしない。
きょうは地図もGPSも持参でバッチリですが
入山は止めました。
短時間コースでも
ハイキング気分で入るエリアではない。

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すぐに雨が降り出しました。

大蛇嵓と尾鷲道の稜線を展望したく
来ましたが
展望が期待できないなら
また出直そう。

又剣山では2年前に遭難事故があって
行方不明のままですね。

道迷いは怖い。

林道サンギリ線は工事中で
通行止めのバリケードがあり
通り抜けできませんでした。。。
もとの道を引き返し
169号線へ戻りました。

買取成立! マウンテンシティ

買取査定でましたー。

登山用品を整理

ストーブ、オーブン
折り畳みテーブル
68Lクーラーボックス
大人数でBBQに行っていた頃
使っていた旧い品物
友人少なくなり不用に。。。

ノースフェイスの旧い
冬山ゴアテックス上下メンズ
冬山ゴアテックス上下ウィメンズ
ゴアオーバー手袋2セット
10本爪アイゼン2セット
AKU冬用靴
オーバーパンツを履くような
アルプス冬山にはもう行かない
いえ、もう無理(笑
アイゼンは12本爪に
冬靴は軽いものに買い替えました。

ブラックダイヤモンドクライミングギア
マムートロープ50m
クライミングシューズ
ハーネスは残しました。
アンザイレンで要るかも。
アンザイレンする山ってどこだ?

犬用テント
りゅうが入らなかった!!
キーンハイキングシューズ
ノースフェイスベースキャンプチャッカ
ネットで靴を買うのはダメですね。
コロンビアザック30L
夫がもらったものですが
どうしても好みじゃないということで。
ウエアTシャツなど
肌が弱くなって
ウールニットのストレスがないものに
買い替えているので不用に。
パンツはウエストが合わない。。。

ということで40点ほど送って
しめて査定金額合計

33,030円也

旧い品物が多かったので
思ってもみなかった金額でした。

Tシャツなど古着なので100円などですが
パタゴニアは比較的古着でも高いですね。
旧いノースフェイス冬用ゴア上下2セットが
11,600円の査定でした。
腐ってもノースフェイス(笑
ロープ、アイゼンや靴など山道具は
値段がつくんですね。
捨てなくって良かったです。

不用な山道具は捨てる前に
送ってみましょ。
送料無料、梱包用材の送付あり
キャンセル料無料
  ↓↓↓
マウンテンシティ

山の日 摩耶山

明日から帰省なので
お土産用に
神戸で美味しいパンを買いたい。
谷上駅に車を停め
山越えすることにしました。

山の日ということで
あちこちでイベント中でした。

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穂高湖は午後から
フラのハワイアンイベント
パラソル席は3000円とか。
遠慮します。(笑

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トレイルランの大会中で
摩耶山はチェックポイント
市ケ原から
六甲縦走路を駆け上がってきた強者達
アゴニー坂で猫ひろしに会ったと思う。
別人なら似すぎているぞ。

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摩耶山ミュージックマウンテンの
ライブ中でした。
暑いのでハイカー少なく
盛り上がりが足りない。
遠足の幼稚園児を呼び込んでいました。(笑

DSC_1929

7月7日8日の豪雨災害で
登山道の通行止めがあります。
長峰山は全面通行止めです。
トゥェンティクロスのコースは
土砂崩れがあったようで
きょうのトレランの大会も
コース変更をしたようです。
六甲山に向かう場合は
ルートを確認してください。

山の様子は
すみません。
お盆明けになりそうです。

登山用品を整理

家にいる休日が続いていたので
使わないキャンプ用品や
登山用品を整理しました。

DSC_1900

大人数でBBQしていた頃使っていた
68Lのクーラーボックス
ストーブ
オーブン
折り畳みテーブルなど
山用品では
50mザイルや
クライミングシューズ
履かない冬靴
使わないザックや
ウエアなども

そして
りゅうちゃん用のテント
   ↓↓↓

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どうしてもテントへ入らず
りゅうは車の中で寝ました。。。
小さく見えますが
りゅうが入るには十分なサイズです。

DSC_1902

梱包完了。

町のリサイクルショップでは
登山用品は敬遠されます。
旧い品物なので
値段がつくかどうかはわかりませんが
捨てるほどは傷んでいないので
送ってみることにしました。

段ボール箱や
プチプチ
ロールダンボールは
希望すれば買取店が送ってくれ
こちらの指定日に
宅配業者が荷物を引き取りに
来てくれます。
送料はもちろん着払いなので
こちらの負担額はなし。

で、きょう宅配業者へ引き渡し完了。

送付先はこちら。
  ↓↓↓
登山アウトドア用品買取店
マウンテンシティ

結果は後日報告します!

りゅうちゃんはしゃぐ

きょうも加東市は
37度の猛暑でした。

DSC_1899

平日は仕事で留守にするので
トイレと短い散歩に出る以外は
ほぼケージに入れっぱなし。
23時間ぐらいは箱の中です。

休日はかわいそうなので
ケージから出すのですが

走り回る
はしゃぐはしゃぐ。。
「伏せ」の指示でかろうじて5秒

この後
だんなは頭突きをくらって
鼻血を出していました。。。

わが家に来て9年目
りゅうは初めて
室内で夏を過ごしている。
災害級の猛暑は
りゅうにとって
想定外のうれしい夏ですが

お寺さんにも早く来ていただき
村割賦課金も先に納め
準備万端でいましたが

私たちは遠出のメドがたたない。

竹田城跡 観光登山

まちなか駐車場で
表米神社登山道を登ると伝えると
案内係りの女性から
ほぼ階段登りできついですが
だいじょうぶですかって
念を押される。

山歩きをするような
夫婦に見えなかったようで。
奥様が上品に見えたんでしょう。(笑

DSC_1850

思い立って来たので
まずは情報館天空の城で
マップをもらいます。

7年前にはこの建物はなかったです。

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石段を上り始めてすぐ
だんなが「シャリバテや」と言う。
まだ30段も登ってない・・・
時計を見ると
すっかりお昼を過ぎていました。

石段に腰を下して
丹波栗きん豚まんを食べる。

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ほんとに階段登りですね。。。
でも距離は短いです。

風が通らず暑い。

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舗装路に合流して
しばらく歩くと料金所です。
入場料が要るようになったんですね。
大人ひとり500円也。

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北千畳で
ガイドさんから城主の変遷を聴きました。

三の丸のベンチで涼む。
貸切でした。

転落事故などがあったことで
ロープで仕切られ
石垣の縁には近づけません。

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本丸から南千畳を望む。
天守台の標高は353mです。

要所要所にガイドの方がいます。
曇で涼しくきょうは楽ですと
おっしゃっていました。
竹田城跡はほぼ日影がないので
帽子や日傘を忘れないでね。

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算木積み
説明を読むと
石垣の出角部分に長方体の石の
長辺と短辺を交互に重ねて積む技法で
強度が増して崩れにくくなるそう。

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南千畳。

竹田城の石垣は
安土城や姫路城と同じ
穴太(あのう)積みです。
穴太積みとは
大津市坂本町穴太に住む
穴太衆という人達が持つ石積み技法。
(パンフレットより引用)

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料金所の前から
駅裏登山道を下りました。
名前の通り
駅の裏へ下山しました。

四つのお寺が並ぶ
寺町通りを歩いて
情報館の建物を抜けて
駐車場へ戻る。

メインルートが通行止めで
バスの運行がない
異例の台風が西日本へ接近中
猛暑の最中

そういうわけで
人の少ない竹田城跡でした。