きょうの登山口は岩湧の森です。上部の2番駐車場へ停めることができました。9時45分出発。すでに暑い。。。
石畳の遊歩道からスタート。やぶ蚊はびすはんのザックの蚊取線香が効きそう。
遊歩道の秋海棠(シュウカイドウ)は初めて見る花。秋の花だそうですが咲き始めていました。江戸時代初期に日本に入ってきた外来の園芸種で、お供え花としてシュウカイドウが植えられた岩湧寺は有名な群落地なんだそうです。
途中の四季彩館は管理人がいます。トイレ棟は別棟です。
岩湧寺を抜けて舗装路を少し進んだ案内板のある場所から登山道へ。いわわきの道から登り、健脚者向きの急坂(兼松新道)で下山する周回コースですね。すべてわいはん達におまかせします。
いわわきの道は気持ちの良い自然林の中を登ります。途中の展望所で小休止。草刈り作業の方達も休憩中でした。希少種のシダがあるそう。でも普通のシダとの違いが見ただけでは全くわからなかったです。山は案内人と一緒に登って観察すると倍楽しめるんですよね。
ダイトレに出合うと杉や桧の美林の広い登山道に変わり、ダイトレ名物の階段登りが始まる。暑いしきついわ。(笑 四季彩館へ下る道が合流する地点が東峰です。
ヤマジノホトトギス!不思議な形ですね。岩湧山では秋にセトウチホトトギスの群生を見ることができるようです。秋にまた登りたいですね。
東峰から下ってトイレ棟を見送るといよいよ岩湧山への登りです。先を行くわいはん達が這いつくばるようにカメラを構えています。何の花?ヒメヤブラン?初めて見る小さな花。草に紛れてだんなとふたりだったら知らないままですね。
このオオナンバンギセルも初めて見ました。寄生植物なんですか!イネ科の植物に寄生して栄養を吸収して生長するため、寄生された植物が枯れてしまうこともあるそう。ピンクが綺麗で歓声を上げたのですが、知ると妖しい色だ。(笑
夏の草原。良い景色です。暑さに喘ぎながら(笑、登ったかいがあります。
お昼前に頂上着。次々にハイカーが到着して賑わっています。カヤト平原の広がる岩湧山897mは、展望抜群ですが残念ながらきょうは霞んでぼんやり。陽射しがきつく風がないので、標高がそこそこあるわりに暑い。冷えたスイカを持ってきて正解だった。
桔梗は岩湧山の南側に咲くようで、滝畑ダムへの道を少し下ってみます。たくさん咲いていました!夏の岩湧山はキキョウが有名なんですね。紫の桔梗の花言葉は「気品」。草原に咲く桔梗。きょうはこれだけで嬉しい。
桔梗を観て登り返します。滝畑ダムへの登山道は草原が広大です。途中にベンチがあるので、頂上から下って高原の景色を楽しみながらランチして登り返しても良いですね。
カワラナデシコ。秋の七草のひとつですね。ヒグラシも鳴いていました。もう山の上は秋の気配でしょうか。そうそう、東峰分岐でびすはんの手に大きな青みがかった綺麗な蝶がとまりました。もしかしてアサギマダラだった!? 岩湧山の過去レポにアサギマダラを見たと書いている記事がありました。海を渡る蝶なんですか!!
東峰から急な兼松新道を下って40分ほどで岩湧寺へ下山。大杉谷ボランティアが中止になって、急きょわいはん達の岩湧山に一緒させてもらいました。この機会がなかったら岩湧山の花を知らないままでした。ありがとう。