丹波ええとこ巡り 城跡・節分草・蕎麦

黒井城跡

丹波霧が期待できる気象条件だったので、日曜日は丹波市へ向かったのですが霧が晴れてしまいました。。。「麒麟がくる」のブームが去って黒井城跡はとても静かでした。

丹波市遠坂

黒井城跡のある春日から、セツブンソウ目当てで丹波市北部の遠坂へ移動すると、雪が降っていました。。。あれれ。

セツブンソウ

でも、セツブンソウは咲いていました。^^ 地肌の見えた畑の法面に健気に咲いていました。今年は雪が多く開花が遅れているそうで、咲いているのはまだ群生地の一部だけでした。今年もセツブンソウまつりはコロナ禍で中止になっています。

大名草庵

青垣のお蕎麦屋さんが休業していたので、帰路の途中に大名草庵さんへ初めて寄ってみました。営業時間終了間際で、私たち二人だけで小上がりに案内されました。

大名草庵

夫は温かい鴨汁蕎麦と鯖寿司を、私はもり蕎麦を注文。お蕎麦、鯖寿司、器、対応、お店の雰囲気申し分なし。旨いを連呼しながら(笑)食べ終えた夫が、お雛様の飾り棚を見て、「えっ、ミシュランガイドの店?」って。何の情報も持たずに、ふらっと入って大当たり。^^ 「次回はご予約を」と案内されました。予約なしで入れたのはたまたまだったんですね。

加東神山(かとうこやま)と西光寺山 

西脇市住吉にある中畑林間ファミリー園から登ります。10時10分スタート。

西光寺山

園内の炭焼工房から煙が上がっているのを初めて見ました。キャンプブームで需要があるのかな。西光寺山には炭の原料になるウバメガシの森があります。

西光寺山

かつて金鶏山西光寺があり、信仰の山の名残が多くあります。こぐり岩で小休止です。

西光寺山

こぐり岩から先は、いっそう急登。コロナ太りで急登りはきつい。夫はいつも登りで減量を決意するけれど、下りでは忘れてしまう。(笑)

西光寺山

ウバメガシ群生地の広場を過ぎても、まだまだ登りが続きます。頂上直下の最後の急登りは北側斜面なので降雪の後は凍っていることがあって下りは注意です。

西光寺山

11時35分西脇市最高峰の西光寺山頂上712mへ到着。えーっ、明るい!! 灌木が伐採されて南側の展望が戻っていました。案内板も新しくなっています。急登が続くので頑張って登って頂上の展望が良くないとリピートはないですね。あまり人に出会わない山になっていましたが、この展望だとハイカーも増えるでしょうか。

西光寺山・加東神山

ザックを下さず、加東神山へ向かいます。今田町へ下る分岐を見送り、縦走路を進む。葉が落ちて明るい雑木林で、テープが目立ちます。

洞ヶ山

青いロープのある急斜面を登ると、洞ヶ山672mに到着。加東神山より高い山なんですねー。石塔があります。慰霊碑のようですね。

加東神山

洞ヶ山から緩やかな道を15分ほどで、加東神山(かとうこやま)648mへ到着。伝の助プレートがなければ通過してしまいそう。頂上でグループの方達と出会いました。加東市最高峰は意外と登られているんですね。縦走路ではない枝尾根へ導く新しいピンクテープがあります。寺坂コースで今田町へ下りるサブルートのようです。

西光寺山

西光寺山へ戻ってゆっくりします。(加東神山のピストンは西光寺山から往復で1時間ほどでした。)六甲山系、淡路海峡大橋、薄く淡路島も見えています。西側の展望も良く、どっしりした遠くの山塊を見て奈義山かなって話す。北の山々は真っ白ですね。東側の白い山は、方角からすると金剛山でしょうか。見飽きない景色です。

40分ほど滞在して、下山します。午後2時15分中畑林間ファミリー園へ無事下山。次はやしろ鴨川の里から加東神山へ登り西光寺山へ縦走しよう。

加東神山 加東市最高峰

きょうは先週の神前山に続いて、神が付く山、加東神山(かとうこやま)でした。稜線を縦走する予定でしたが、車をデポしに行った今田町の集落内が橋の工事で通行止めだったため、予定を変更して西脇市の西光寺山から加東神山をピストンしました。

加東神山

展望のないピーク。伝の助頂上プレートがなければ通過しそうな場所でした。

加東神山

この頂上プレートが撮れたので良し。(笑)

西光寺山

木々が茂って展望がなくなってきていた西光寺山。西脇最高峰なのに残念だなって思っていたら、頂上の木々が伐採され南側の展望が戻っていました。加東神山に登ったことより、西光寺山の展望が嬉しかったです。

山の様子は次で。

神前山 福崎町の低山

福崎町観光ガイドに載っていた神前山(かむさきやま)、神崎郡の名前の由来になった山と知って登ってきました。

神前山

登山口は福崎町山崎にある二之宮神社です。踏切を渡って集落内の狭い道を通ります。福崎町駅から近く、電車で来ても登山口へは徒歩圏内です。神社下にある広い駐車場へ停めました。神社横からスタートです。標識があってわかりやすいです。10時40分スタート。

神前山

神社裏手の植林帯を抜けると明るい雑木林を登って行きます。鉄塔手前でいったん左手へ進み、磐座(いわくら)へ寄ります。

神前山

説明板を読むと、およそ1300年前に作られた播磨国風土記に、この岩の上に建石敷命(たけいわしきのみこと)が降り立ったと書かれていて、神様がいる山ということで神前山と呼ばれ、それが「神崎郡」の由来になったと書かれているそうです。

神前山

鉄塔からひと登りで、神前山頂上へ到着。11時35分でした。標高333m。覚えやすいですねー。磐座へ寄り道しても神社から一時間かかっていません。

神前山

南東側の展望が開けています。六甲山系の山々も展望でき、播磨灘も見えています。ということは、向こうは淡路島!寒いですが40分ほどゆっくりしました。雪がチラチラしてきたので下山することにします。12時15分出発。頂上から右手へ進む。(左手にもテープあり。もうひとつのピークへ向かう道でしょうか。)

神前山

稜線の最後に播但線の線路が北へ一直線に伸びる朝来方面を展望できる場所があります。左手には七種山も見えました。下山は落葉が堆積した狭い道の急下り。小岩や木の根が隠れていて滑る滑る。立木を掴みながら、ピンクテープを追います。わかりづらいです。子供連れの場合は頂上ピストンのほうが良いですね。地図に載っている洞穴ですが気が付かず通過しそうです。

神前山

最後までテープを追って、最後の最後にロスト。。。ピンクテープが大量に付けられた場所からそのままブッシュへ突っ込めば法界萬霊塔のある登山口だったようです。もしまた登るとしたら、頂上から左手の稜線へ進んで直谷池へ下りる別ルートにしよう。

神前山

千束水車群の道を歩いて、午後1時30分二之宮神社へ戻りました。神前山は福崎町観光ガイドを手に取っていなかったら登ることはなかったですね。コースタイムが短いので下りてから妖怪巡りが楽しめそう。^^

福崎駅前 幸福堂

福崎駅前にある人気パン屋「幸福堂」さん。先週は日曜で閉まっていました。きょうは神前山に登る前に寄って、お昼のパンを買いました。ステキなパン屋さんでした。下りてから、おやつの甘いパンを買いに早速リピート。(笑)

神前山(かむさきやま) 福崎町

姫路のとんがり山へ向かうつもりでしたが、とんがり山だけのために中国道、播但道、山陽道と乗り継いで姫路西まで行くのはもったい。コロナが収まって姫路の街へ行く時に登ろうと予定を変更。播但道へ乗り換えず福崎で下りて、神前山(かむさきやま)へ行ってきました。

神前山 福崎町

「神崎郡」の名前の由来になったという山です。先週もらった「福崎観光ガイド」に載っていました。登山マップは福崎町観光協会HPからダウンロードできます。七種山(なぐさやま)の登山マップは福崎駅の案内所に置いてありました。詳細地図なので薬師峯も載っていたので、もらってきました。

山の様子は次で。

福崎で妖怪に会う

りゅうを連れて山へ行こうと高速へ乗るが、途中で気が変わる。人が多かったら車から降りず通り抜けして、朝来方面へ行くことにして福崎町へ向かう。

福崎 妖怪の町

新しくなったJR福崎駅へ寄って、町歩きマップを手に入れる。検索するより手っ取り早い。さっそく、駅前でガジロウに出会う。^^

福崎 妖怪の町

辻川観光交流センターの広い駐車場には車が数台だけでした。ここで将棋を指す河童とスリーショット。りゅうは河童と目を合わさない。(笑) 

福崎 妖怪の町

辻川山公園の「逆さ天狗」は、小屋から飛び出して来ます。ファミリーが数組いましたが、子供達が全然はしゃがない。。。無理。(笑) 

福崎 妖怪の町

公園内には福崎町出身の柳田國男の生家が移築されています。日本民俗学者で、遠野物語や妖怪談義などを著し、福崎町がいま妖怪の町である所以です。

福崎 妖怪の町

辻川山へは短歌の森の遊歩道を登ります。柳田國男の次兄、井上通泰は歌人でもあったんですね。そして頂上には、福崎町出身で天才歌人として注目を浴びながら21歳で亡くなった岸上大作の短歌が、展望台壁面に紹介されていました。眼下は彼が生まれ育った集落で向かいの山裾に墓所があると記されていました。

福崎 妖怪の町

福崎駅前には新しくアマビエさまがいらっしゃいました。コロナ禍が早く終わりますよう、よろしくお願いします。町のお店などに置かれた残り15体の妖怪、旧辻川郵便局舎で毎週土曜日曜祝日だけオープンする妖怪BOOK CAFEや、予約が必要なレストラン「ファームズキッチン三木家」はコロナが収まってから訪ねたい。

千ヶ峰 雪たっぷり

日曜日は千ヶ峰へ向かいました。三谷の登山口には7台ほど停めてあり、これから登る準備の方もいました。私たちも遅めの10時スタート。

千ヶ峰

雌滝の丸木橋からは、左側は谷なので慎重に登る。雄滝手前の岩場に長いつららができていました。

千ヶ峰

去年はカチンカチンに凍っていて途中からアイゼンを着けた植林帯は、ステップを切りながら問題なく通過。岩座神合流手前の急斜面も雪がたっぷりでした。

千ヶ峰

頂上まで後15分ほどの斜面で、下って来たグループの先頭から「〇〇さん!」って呼ぶ声が。キヨちゃん!! 山の会のリーダーで来ていました。先週キヨちゃんからエリック・バリの「ヒマラヤのキャラバン」を訳した冊子が届きました。キヨちゃんの秘境ドルポへの山旅は、まだ続いていた。。。どこまで向かうのか?

千ヶ峰

11時45分頂上着。もう皆さん下山した後で頂上は静かでした。

千ヶ峰

なんと丹波方面は一面雲海です!!きょう黒井城跡に登ったら、雪景色と雲海のコラボだったんですね。先週は丹波市春日まで行って山が白くないので引き返したのです。きょう丹波市へ行かなかったのをちょっと後悔。でもこの景色が展望できて嬉しい。^^

千ヶ峰

午後早い時間から雨の予報なので、行動食だけとってすぐ下山します。下りはアイゼンを着けました。登山口手前で雨が降り出しました。セーフ。午後1時15分無事下山。

無事来年の年賀状用の写真をゲット。^^ でもまたツーショットじゃない。。。

初登りで三草山周回

地区役員の改選が済み、ほとんどの引継ぎが終わってやっと山へ行けます。前日に兵庫県北部で雪が降ったので、北へ向かいました。なのに、丹波市春日まで行っても山は白くない。。。(春日の道の駅は改修中で、トイレだけ使用できました。)

三草山 シンボルツリーが見えます

丹波篠山市へも回ったのですが、やっぱり雪はありません。去年一昨年の初登りが千ヶ峰だったので、違う山へと思ったのが間違いでした。まだスノーハイクのチャンスはあるので、加東市へ戻ります。で、初登りはいつもの三草山です。三草コースからは頂上のシンボルツリーがよく見えます。

三草山

頂上のスタンプは鏡餅でした。わが家は今年のお正月は小さな木製の鏡餅をリビングの棚に飾りました。写真アップするのを忘れてます。。。

三草山 頂上

午後1時過ぎて頂上は静かでした。オミクロン株のコロナ感染急増中なので時間をずらして登るのは良いかもしれません。きょうは淡路海峡大橋も見えました。^^

三草山 周回

天気も良く暖かいので、周回コースで昭和池へ下山しましょう。周回コースの途中にあるこの展望台は岩に座れて休憩にちょうど良いです。

三草山

鳥居のしめ縄が真新しい。地区の神社当人たちが当番で世話しているのでしょうか。頂上に祠もあって世話もなかなか大変ですね。この鳥居のすぐ先、右手の道へ入ってショートカット。

三草山 昭和池

駐車場までもうすぐですが、三草山を眺めながら休憩。ぐるり歩いた稜線が見えます。初登り無事終えて、午後3時半ごろ車に戻りました。コロナが早く収まって今年は山友達とたくさん一緒できますように。遠出の山も行きたいですね。

3回目のワクチン接種案内書が来週届く予定です。2月からの加東市の集団接種はモデルナのワクチンで、各医療機関での個別接種はファイザーのワクチンです。案内書が届き次第、自分で予約を入れないといけないので、どちらのワクチンにしようか思案中。副反応が心配です。。。

2022帰省 初詣熊野三山

明けましておめでとうございます。帰省してきました。時系列に写真をアップです。

熊野本宮大社

まずは本宮大社からスタート。行列もなくスムーズに参拝できました。毎年必ず引くおみくじは二人そろって「吉」幸先が良い。下の商店街ではキッチンカーが並びテイクアウトの唐揚げやたこ焼きが人気でした。

北山村 おくとろ温泉

久しぶりの北山村です。夏は筏下りやキャンプ客で賑わう北山村のおくとろ温泉のお正月は静かでした。

丸山千枚田 夕暮れ

新宮へ戻る途中、丸山千枚田を眺める。異国の景色のようにも見えますね。

熊野速玉大社

速玉大社は午後5時を過ぎていたからか、参拝者が少ない。長野県の観光バスが一台停まっていました。ツアー名は「善光寺で除夜の鐘、北陸から南紀周遊初詣5日間の旅」とありました。すごっ! コロナが収まって私たちも信州の山へまた行けますように。

お御籤 熊野速玉大社

速玉大社のお御籤は二人そろって「大吉」。^^ 毎年引いているお御籤が揃って大吉なのは初めてです。盛運とはいえ、驕ることなかれ方向を誤ると大凶に転ずるとの戒め。心して一年を暮らそう。

熊野那智大社

今年は五黄の寅年。36年に一度の五黄の寅ということは、生きているうちに次の五黄の寅年を迎えるのは無理そうです。速玉大社でお御籤が大吉だったので、那智大社ではお御籤を引かないでおきます。

那智の浜

三ヶ日ともに晴天で暖かく穏やかなお正月でした。りゅうは12歳と5ヶ月。歳相応のおじいちゃん犬です。今年も一緒に山へ行けますように。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。