三室山 展望抜群でした。

三連休の中日17日の午前中は、晴れ予報。三室山を登ってしまおう。標高が1358mあるので山頂は涼しいはず。

三室山

20年前の本は三室高原青少年野外活動センターから登る案内です。いま野外活動センターは閉鎖され更地に広葉樹が植林されています。ここの駐車場へ停めて林道を歩いても良いのですが、林道奥まで車が入るので、行き止まりまで進み広場に停めました。(林道は少し荒れています。)

三室山

9時10分出発。広場手前の登山口標識から荒れた林道を15分近く歩いて、林道終点から山道が始まります。

三室山

最後の渡渉で左手へ進み、「植林コース」と書かれた案内板の分岐で右手の登り道へ。植林コースへ進むと登山口へ戻ってしまいます。熊鈴を鳴らしながら登ります。

三室山

前日の雨で植林帯の登山道はジュクジュク。暗くって嫌な感じ。前を歩くだんなが「マムシ!!」と叫ぶ。登山道にいました。いったん下がって、石を投げて移動してもらう。睨んでるやんか。。。「千草川源流モニュメント」標柱から先は、ジグザグの登りになります。

三室山

大岩の展望台に出て、暗い登山道から解放されひと息。岩が点在する森はテープを外した踏み跡があちこちにあって戸惑います。スマホのルートを確認しながら進みました。大岩の鎖場は足場がしっかりしていて難しくないです。

三室山

鎖場を過ぎると、すぐにネマガリダケノの藪です。刈り払いがされていないので、うっとおしい。竹呂山からの尾根に乗って、左手へ進むとすぐに前方が明るくなってきました。もう頂上ですね。

三室山

10時50分三室山頂上へ到着。展望すばらしいですね。5分ほどして、年配の男性が登って来られました。地元宍粟市の方でした。見えている山々を教えていただく。すぐ右手の一山(ひとつやま)は1000m以上で展望がとても良いそう。登ってみようかな。ずっと前、千ヶ峰でセンパイが「宍粟50名山」完登の赤いTシャツを自慢していました。地味な山を登っているんだなって思って、当時はそれがどれだけ値打ちがあるのかわからなかったです。いまなら称えます。

三室山

頂上滞在30分、11時20分下山開始。早く下りるのはもったいない展望ですが、りゅうが待っているので急ぎます。木の根が濡れて滑るよと何度も声をかけ合いながら、思いっきり仰向けに滑る。。。谷へ下りず、植林コースを下りました。登山口標識でひと息入れようとして、だんなのウエアの裾に、ヒル!! パンツや足に付いてないか、ひと騒動。林道は乾いた場所を選んで歩き、12時35分車に戻りました。

三室山

三室高原入口の三室の滝(燗鍋滝)へ下りてみました。飛び込みたい。(笑)山に雲がかかり始めていました。山崎インターから高速へ乗りましたが、予報通りやっぱり雨が降り出しました。

三室山 涼しかったです。

きのう17日は三室山に登りました。兵庫県で2番目に高い山で、標高1358mの頂上は涼しかったです。午前中の晴れ予報で、展望バッチリ。帰りの高速は雨でした。

三室山

先週山友達と笠形山に登って百名山のプレッシャーをかけられて、せめて分県ガイドの「兵庫県の山」ぐらいはコンプリートしようかな。(笑)ずいぶん前のメモを見ると残っているのは、53山の内、三室山、東床尾山、瀞川山、三川山、藤無山、久斗三山の6山でした。で、さっそく三室山に登ったのです。

しかし、きょう図書館で借りてきた2019年版の分県登山ガイド「兵庫県の山」には、三室山を含めるその6山は載っていないのです!! 2019年版なら、51山のうち残り2山。姫路市の小富士山と赤穂市の雄鷹台山だけです。えっと、残り5山どうしよう。モチベーション下がったわ。(笑)

笠形山 笠形神社から周回コース

野間川が増水していなかったので、大屋の沢ルートでも渡渉は問題なかったかもしれませんね。昨夜は多可町や西脇市、丹波市に大雨警報が出ていました。朝6時の時点で雨は止んでいたので予定通り登ります。午前9時過ぎスタート。

笠形山

きょうは地区総出で草刈作業のようです。小石が飛んで車に傷を付けてしまうかもしれないので下の駐車場へ停めてくださいと案内がありました。コロナ禍で集合できなかったので、3年ぶりでしょうか。メンバーが揃いました。元気でなにより。^^

笠形山

途中の水場でひと息入れ林道を登ること40分あまり、笠形神社へ到着。水分補給の休憩。神社の清掃作業を終え地区の皆さんが帰り支度中でした。うちの集落でも今月24日に神社と墓の清掃作業が実施されます。暑い時期なので、朝5時集合です。。。

笠形山

笠形神社から登山道が始まります。地震でもあったら崩れそうな大岩を速やかに通過。まだ働いているのって尋ねられて、皆さんにはわが家の犬の薬代の話をして、働かざるを得ない事情はご理解していただいたようです。(笑)

笠形山

尾根に出て、行動食休憩。ニッシーさんは奥駈道の残り区間を繋げているそう。この年齢で水と食料を担いで奥駈道ですか。立派です。皆さん百名山も終わってるし余裕ですね。私たち?百名山はないです。北アルプスの小屋などで百名山の話が出ると肩身が狭いです。20年以上登ってるんですけど。大杉谷10回では自慢にならないし。(笑)

笠形山

この蒸し暑さで、こんな階段登りは絶対にバテると思っていました。出だし好調で登っていただんなが脱落。。。笠の丸で待ってます。キヨちゃんと行った8月の別山登山を想い出す。テントを担いだだんなが、登って来ない。キヨちゃんと南竜テント場の分岐で長らく待ちましたっけ。あの日も暑かったですよね。なつかしい話をしました。

笠形山

私たちと入れ替わりに下山したご夫婦は、キヨちゃんの山の会のお仲間でした。お二人は78歳だそう。ミズさんも同じぐらいのお歳でしたっけ。この暑さでもペースを乱さず登るってすごいです。私たちもまだまだ頑張れるかな。78歳まで山現役なら、百名山行けそう。(笑)皆さんと一緒に登るとモチベーションが上がります。

笠形山

涼しいはずの山頂は、風がなく蒸し暑かったです。展望抜群の笠形山ですが、きょうは展望なし。頂上直下で18名のパーティと出会う。駐車場に停まっていたバスは香川県ナンバーでした。せっかくの遠征で、展望なしは残念ですね。良い山なんですよー。

笠形山

下山は千人滝コースです。登りよりコースタイムが長くなります。途中ほうらい岩へ立ち寄り。ずいぶん枝葉が茂ってしまって以前のような展望がないですね。手前の岩場のほうが展望良いです。登山道はここから岩混じりの急下りになります。躓かないように慎重に下ります。

笠形山

千人滝へ到着。きのう雨が降ったはずなのに滝の水量が少ないですね。でもすごい水量だったらここの渡渉は足場が悪いので困ります。対岸の赤いテープが目印で沢を渡り、岩を登って登山道へ復帰。まだしばらく足元注意の道が続きます。

笠形山

林道へ出る前に大休止。それにしても、汗びっしょり。暑かったですねー。

笠形山

林道を30分近く歩いて害獣除けゲートへ到着。午後3時前に瀬加の登山口駐車場へ戻りました。お疲れ様でした!かさがた温泉せせらぎの湯で汗を流し、解散。またの山行を楽しみにしています。

キヨちゃんの動画は次の記事でアップです!!

笠形山 暑かったです

日曜日は笠形山でした。頂上でも風がなく蒸し暑かったです。。。久しぶりのメンバー集合でした。^^

笠形山 

前夜は大雨警報が発令されていたので、コースを変更して笠形神社から周回で歩きました。階段登りでバテただんな。ほんと暑さに弱い。

山の様子は次で。

東山 宍粟市 ゆるハイク

暑いので標高は1000m以上が良い。登っていない山に行きたい。数年前に知り合いが頂上から電話をくれた東山ってどこだっけ? 宍粟市なら登山口まで1時間で行ける。コースタイムも短い。ということで東山に行ってきました。

東山 宍粟市

フォレストステーション波賀が起点です。周回ルートならどっちから登っても良いので、駐車場から反時計回りにします。駐車場を午前9時スタート。

東山 宍粟市

登山口は九輪草の群生地でした。背の高い立派な株が多い。ピンクの花畑になりますね。でも、九輪草には近寄れません。。。篠山の三岳で九輪草にかぶれて大変な目に遭いました。葉の裏のうぶ毛が原因でした。ウルシ科植物のかぶれはよく知られていますが、接触性皮膚炎の原因になる植物は他にもあるので、むやみに触らないほうが良いようです。

東山 宍粟市

登山道がぬかるんでます。ヒル除けを持って来なかったので、気休めに防虫剤をパンツにスプレーする。暗いし風が通らない植林帯の登り。暑い。。テンション低め。支尾根に出て、沢沿いの道を登って、前方が明るくなってくると主稜線の分岐に出ます。

東山 宍粟市

頂上まで200mの表示。分岐からは、ゆるやかな道でした。やっと涼しい。^^

東山 宍粟市

東山1016m。午前10時10分着。展望台は老朽化で使用禁止のロープが張ってありました。。。展望ええよって、電話をくれたのは展望台の上からだったんですね。何年前だったっけ? 展望台に上がれても、きょうは雲がかかって展望良くないですね。

東山 宍粟市

涼しいのでゆっくりしたいけれど、頂上滞在10分で下山開始。りゅうを家に置いてきています。真夏日になる予報なので、早く帰ったほうが良い。

東山 宍粟市

下りは明るくって快適な尾根道です。途中ハイカー5人と出会う。メインのルートはこっちなんですねー。

東山 宍粟市

眼下にフォレストステーション波賀の建物が見えました。かなり下です。途中から急降下なのかな。

東山 宍粟市

尾根からジグザグに下って、ゴロゴロの道に出ると登山口はすぐでした。東山尾根コースは、中腹まで舗装路の林道を登ってくるんですか。りゅうが元気だったら東山は一緒に登れたね。もう一緒に山を歩くことはないなって、しみじみ。。。

20分ほど舗装路を下って、11時30分車へ戻りました。フォレストステーション波賀には温泉もあります。暑い時にはありがたい。でも、きょうは急いで帰ります。

帰省しました。

母が退院して実家に戻ったので、3日間帰省しました。GWは入院中で面会ができなかったため帰省は見送り、お正月以来半年ぶりの帰省です。

特急くろしお

新大阪へ出る時は中国道の高速バスを使うのですが、今回は電車です。加古川線で加古川駅経由で新大阪へ出ました。コロナ禍で利用客が激減して新宮行の特急が減便され、京都発のオーシャンアロー号は運休中でした。自由席がなくなり、全席指定席になったのは密を避けるためですね。朝9時30分に家を出て、実家へ着いたのは午後5時前。新大阪で特急待ちが30分あったとはいえ、南紀は車でも電車でも遠い。

公衆浴場はまゆ

実家近くの立ち寄り温泉が休みで、久しぶりに勝浦温泉の「はまゆ」へ。小学生の頃おばあちゃん家に行った時に通った温泉で、外観は綺麗になっていますが湯舟が深く熱いお湯は変わらずですね。子供の頃は立って浸かって、熱いのですぐに出てましたっけ。昔も今も地元のおばあちゃん達で賑わっていました。温泉も帰省の楽しみです。

たこ焼紀伊

望月さんが去年「たこ焼き紀伊」が復活したよってコメントをくれました。埼玉県の望月さんが勝浦のたこ焼き情報って。(笑) 娘さんとお母さんが、亡くなったお父さんが残したレシピを見つけたことで、なつかしい味が復活したそう。お店は住宅街に移転しての再開です。実家の母や父がよく買っていた紀伊のたこ焼き。お正月の帰省では行けなかったので、復活してから初めてです。 帰省する楽しみが増えました。^^

網引湿原 加西市

今朝の地方紙でまた加西市の網引(あびき)湿原が紹介されていました。車で30分ほどの場所なのに一度も行ったことがありません。。。行ってみましょ。

網引湿原

ゲートから山道をしばらく歩いて湿原の入口へ。靴底を洗ってから入ります。

網引湿原

カキランはちょうど盛りで、きょう一番多く見た花です。

網引湿原

ササユリもあちこちで咲いていますが、ほぼ終わりに近いようです。ノショウブやトキソウもそろそろ終わりのようです。それにしてもササユリは岡山県の泉ヶ山で見て以来の数でした。

網引湿原

湿原は三ヶ所あって広いですね。人が少なくゆっくり歩いて観察できました。トウカイコモウセンゴケがわからなかったです。。。新聞の記事では、触るとねばねばした納豆のような葉と観察会に参加した小学生が感想を述べていました。

網引湿原

ハッチョウトンボ!! やっと出合えた。^^ 日本で一番小さいトンボ。赤いのは雄なんだそう。滋賀県の笹間ヶ岳に登った時に教えてもらったトンボですが、こんな近くにいたんですか。。。3cmほどで、最初は気が付きませんでした。

入口の案内板で湿地の三種の神器とされていた希少な生物、ヒメヒカゲ(蝶)、ヒメタイコウチ(昆虫)、ハッチョウトンボ(蜻蛉)。ヒメヒカゲも飛んでいたような気がします。。。茶系で羽に丸い模様のある地味な蝶、蛾だと思いました。三種の神器の生物は、初夏の今がシーズンです。それにしてもこんな希少種が観察できる湿原に一度も来たことがなかったなんて、不覚です。

武庫川渓谷廃線跡ハイク 自然観察会

6月12日は、先週に続いてわいはん達と自然観察会です。福知山線沿いということで、三田市の藍本駅に車を停め電車で来ました。武田尾駅で合流。9時30分出発。

武庫川渓谷廃線跡ハイク

廃線跡へ行く前に寄り道。ルートは、わいはん達におまかせです。お宝探しのような植物観察会ですね。びすはんが指してくれた希少な植物は草や苔に紛れて、どれ? えっ、これ? 知らなければ雑草です。知識が浅い私たちに、こんなプライベートガイド付きの自然観察会なんてもったいない。

武庫川渓谷廃線跡ハイク

真っすぐに咲くのが普通なのに、U字に咲くシロイトソウ。いったんよじれても、健気に上を向くんですね。いっぱい写っているのはシロイトソウの葉っぱではないです。びすはんに教えてもらいました。花と葉っぱのセットで覚えるのが基本なんですね。

武庫川渓谷廃線跡ハイク

右岸の廃線跡へ入り、桜の園へ。水上勉の小説「櫻守」のモデルとなった桜博士笹部新太郎のゆかりの地です。4年前のちょうど今頃大峰山へ登りましたが、周回路は歩いていません。関西周辺の山250のひとつを、ただピークを踏むためにだけ登りました。自然を楽しむ山歩きをしないで、いままで様々なものを見逃してるわ。。。

武庫川渓谷廃線跡ハイク

草刈りされた細い登り道でマムシ2匹に遭遇。。。マムシは一匹いると、もう一匹いるのです。三草山でマムシに咬まれ、救助を要請した話を聞いています。運悪く転んだ場所にマムシがいた、あり得ることだと思いました。こわっ。 桜の園は「桜守の会」のボランティアの方々が整備をしています。大杉谷の登山道整備に参加しているので、大変さがわかります。倒木処理や草刈りなどご苦労様です。

武庫川渓谷廃線跡ハイク

大峰山への分岐にある東屋で昼食。みんな大峰山へは登ったことがあるので、きょうはピークを踏みません。コースには、自然観察会のシニアの集団がいました。こちらはプロガイド付きですね。後ろで聞いていたいわ。^^ 

武庫川渓谷廃線跡ハイク

ゆっくり見て回った後、廃線跡に戻りました。子供達の集団が休憩中で賑やか。急峻な武庫川渓谷にあった福知山線は複線化が困難なため、対岸にトンネルを抜き新しい福知山線が完成して1986年に廃線となりました。2016年11月にハイキング道として一般開放されましたが、山歩きをする人達はそれ以前から歩いていました。

武庫川渓谷廃線跡ハイク

ハイキング道には6つのトンネルと3つの架橋があります。トンネル内は照明がないので真っ暗。ヘッドランプか懐中電灯が要ります。わいはんは、家を出る時ヘッドランプを入れ忘れ取りに戻ったそう。4年前に歩いた時には、銀河鉄道999のメーテルのコスプレをした人達がトンネル前で撮影会をしていました。

武庫川渓谷廃線跡ハイク

今年は梅雨入りが遅れています。爽やかですね。上流の武田尾へ向かう人達が多いのは、西宮市のコース案内が、生瀬駅または名塩駅をスタートして武田尾ゴールだからでしょう。ゴールにカフェやジビエ料理店があり、近くに武田尾温泉もあります。前方に高速の高架が見えてくると廃線跡ハイクは終わりです。きょうは名塩駅から電車で帰ります。午後2時30分名塩駅ゴール。お疲れ様でした。

先週の丹生山系もそうでしたが、武庫川渓谷廃線跡ハイクも上書きしました。ピークを踏むだけでは見えないものがあると、今更ながら反省しています。