登った人達の感想が芳しくなく、付箋を付けたまま10年以上経っています。兵庫50山で、関西の山100選にも選ばれているので、そろそろ登っておこう。
若杉高原おおやスキー場から登ります。駐車場に着いてびっくりしました。リフトが動いている!キャンプやグランピング、グラススキーの人達で賑わっていました。寂れたスキー場からひっそり登ると思っていたのでテンション高め。(笑)9時出発。
ロッジふじなしも忙しそう。(笑) ロッジふじなしのグランピングエリアから林道へ入ります。明るい道を歩いてリフト終点まで登る。風もあり標高が上がって涼しい。この先でもう一度林道へ入ります。
熊鈴を鳴らしながら林道歩き。意外と林道でバッタリすると聞きます。土砂が崩れたままの場所がありました。復旧されないで廃道になっていくんでしょうね。
終わりかけのジギタリス。スキー場のリフト終点あたりから林道にかけてジギタリスの立ち枯れを多く見ました。外来の園芸種が野生化して群落をなしています。毒性がある植物で、鹿が食べないためどんどん広がるようです。わが家の心臓病の犬が飲んでいる薬剤のひとつがジギタリス配糖体製剤で、この植物と関係があるのでしょうか。
二股に林道が分かれる地点に赤いポールがあり、右手に行くと登山口がありました。
登山口から突然の急登。(笑)ヒノキの植林帯を登ります。
尾根歩きは穏やかなアップダウンです。途中で下って来る若い女性と出会う。単独でした。兵庫50山か宍粟50山か関西100選か、いずれかでしょう。北播の奥のそのまた奥の地味な山にひとり登る理由があるんだろうと思う。道谷の分岐を過ぎるとブナが多くなります。
左手に氷ノ山が望める場所があって、その先少し登ると藤無山頂上1139mに到着。10時30分でした。樹林の中の頂上で、展望は良くない。時間が早いので行動食だけ摂って引き返します。最近行動食はまたミレーのビスケットにはまっています。夏はこの塩味が良い。下る途中で家族5人のハイカーと出会いました。おじいちゃんがリーダーですね。^^
風が爽やかで心地良い。リフト終点から少し下った木陰でお昼ごはんにします。奥には氷ノ山が見えます。頂上避難小屋もわかりました。藤無山は展望がなく地味な山と勝手に思っていましたが、展望ありました。(笑)夏のスキー場経由は悪くないですね。
だんなは、グラススキーに興味津々。年配のおじさん達もいるんですね!若い人達はプロテクターを着けてヘルメットもウエアもカラフルでカッコ良い。隣りのレーンではジャンプも練習しています。12時25分下山。
さっそく尋ねに行ってるし。(笑)5年前かな。氷ノ山の稜線手前でスノーシューのベルトが壊れて私たちだけ戻りました。私はビールを飲みながら、だんなはスキーをしてニッシーさんやキヨちゃん達の下山を待ちました。あれ以来、病気やコロナ禍でスキーをする機会がないままです。まさか、夏の藤無山がきっかけでスキー再開か?
藤無山。山はともかく、行ってみて意外と楽しめました。^^