網引湿原 サギソウ

希少種のサギソウが咲いていると知って、網引湿原へお誘いしました。

網引湿原

午後1時に加西市の網引公民館で集合。雨が上がって、晴れてきました。

網引湿原

数年前に滋賀県の湖南アルプスの湿原で初めてサギソウを見て、真っ白な鳥が飛翔する姿の花がとても印象に残っています。ほんと不思議な形ですね。

網引湿原

草に紛れて目立ちませんが、第一湿原から群生していました。

網引湿原

サギソウは第二湿原にもたくさん咲いていました。ワレモコウやキキョウも咲いていてまだ暑いとはいえ、季節は夏から秋へ移っていっていますね。

網引湿原

ハッチョウトンボの雌です。腹に黄色や黒の縞があります。大きさは雄と同じ3cmほど。やっぱり小さいです。雌は何匹もいたのですが、雄の真っ赤なハッチョウトンボは一匹も見ませんでした。でも、雌を何匹も見ることのほうが珍しいそうです。

きょうはお誘いして良かったです。サギソウに喜んでいただけました。^^

藤無山 スキー場から登る

登った人達の感想が芳しくなく、付箋を付けたまま10年以上経っています。兵庫50山で、関西の山100選にも選ばれているので、そろそろ登っておこう。

藤無山

若杉高原おおやスキー場から登ります。駐車場に着いてびっくりしました。リフトが動いている!キャンプやグランピング、グラススキーの人達で賑わっていました。寂れたスキー場からひっそり登ると思っていたのでテンション高め。(笑)9時出発。

藤無山

ロッジふじなしも忙しそう。(笑) ロッジふじなしのグランピングエリアから林道へ入ります。明るい道を歩いてリフト終点まで登る。風もあり標高が上がって涼しい。この先でもう一度林道へ入ります。

藤無山

熊鈴を鳴らしながら林道歩き。意外と林道でバッタリすると聞きます。土砂が崩れたままの場所がありました。復旧されないで廃道になっていくんでしょうね。

藤無山

終わりかけのジギタリス。スキー場のリフト終点あたりから林道にかけてジギタリスの立ち枯れを多く見ました。外来の園芸種が野生化して群落をなしています。毒性がある植物で、鹿が食べないためどんどん広がるようです。わが家の心臓病の犬が飲んでいる薬剤のひとつがジギタリス配糖体製剤で、この植物と関係があるのでしょうか。

藤無山

二股に林道が分かれる地点に赤いポールがあり、右手に行くと登山口がありました。

藤無山

登山口から突然の急登。(笑)ヒノキの植林帯を登ります。

藤無山

尾根歩きは穏やかなアップダウンです。途中で下って来る若い女性と出会う。単独でした。兵庫50山か宍粟50山か関西100選か、いずれかでしょう。北播の奥のそのまた奥の地味な山にひとり登る理由があるんだろうと思う。道谷の分岐を過ぎるとブナが多くなります。

藤無山

左手に氷ノ山が望める場所があって、その先少し登ると藤無山頂上1139mに到着。10時30分でした。樹林の中の頂上で、展望は良くない。時間が早いので行動食だけ摂って引き返します。最近行動食はまたミレーのビスケットにはまっています。夏はこの塩味が良い。下る途中で家族5人のハイカーと出会いました。おじいちゃんがリーダーですね。^^

藤無山

風が爽やかで心地良い。リフト終点から少し下った木陰でお昼ごはんにします。奥には氷ノ山が見えます。頂上避難小屋もわかりました。藤無山は展望がなく地味な山と勝手に思っていましたが、展望ありました。(笑)夏のスキー場経由は悪くないですね。

藤無山

だんなは、グラススキーに興味津々。年配のおじさん達もいるんですね!若い人達はプロテクターを着けてヘルメットもウエアもカラフルでカッコ良い。隣りのレーンではジャンプも練習しています。12時25分下山。

藤無山

さっそく尋ねに行ってるし。(笑)5年前かな。氷ノ山の稜線手前でスノーシューのベルトが壊れて私たちだけ戻りました。私はビールを飲みながら、だんなはスキーをしてニッシーさんやキヨちゃん達の下山を待ちました。あれ以来、病気やコロナ禍でスキーをする機会がないままです。まさか、夏の藤無山がきっかけでスキー再開か?

藤無山。山はともかく、行ってみて意外と楽しめました。^^

山の日は西光寺山でした。

西光寺山

西脇市の西光寺山に登りました。急登りが続くのでトレーニングになります。でも、こんな暑い日に登ることはなかったかも。ただただ暑かったです。

午後からはお墓の掃除とお盆の準備でした。明日の朝はお寺さんが棚経に来られます。地区内の檀家さんを順番に回るので、最初の家は早朝5時です。早っ。明日はどこの家も早起きです。

瀞川山 とろかわやま

登山口は美方郡香美町村岡区にある自然学習施設「木の殿堂」です。車は芝生グランドの駐車場に停めます。木の殿堂へ向かって歩くとすぐに登山道の標識がありました。2合目からのスタートです。9時10分出発。

瀞川山

森の中を登るので直射日光を浴びません。風があって予想外に涼しい。暑さを覚悟していたので、メンバー誰もが「涼しいですねー」って笑顔です。登山道も面倒なところがなく歩きやすいですね。標高差500mあまり。距離往復で7キロです。

瀞川山

35分ほどで5合目の十石山870m到着。展望はありません。水分補給で小休止。瀞川山はキヨちゃんは冬に、ニッシーさんはずいぶん昔に登っています。きょうはお付き合いありがとうございます。十石山からいったん下って登り返しです。

瀞川山

見上げても緑。足元も緑。緑のグラデーションに癒されます。花の季節も良さそうですね。

瀞川山

標高が上がって針葉樹の森に変わりました。7合目です。もうこの先で林道へ出ます。

瀞川山

但馬アルペンロードという名の林道。直線です。こんな林道なら何のストレスもなく歩けます。オフロードバイクの男性が会釈して走り去りました。こういうダートな林道を走破する趣味もあると聞きます。帰りに林道で出会ったバイクは大分ナンバーでした。

瀞川山

林道歩きのコースタイムは30分ですが、それほどかからないですね。九合目の標識で登山道へ戻ります。簡易トイレが置いてありました。中は覗いてないです。

瀞川山

少し急な道を10分ほど登ると、瀞川山1039mの頂上へ出ました。うわっ、展望良いですね。^^ 刻まれた山名は右奥が氷ノ山、左手に蘇武岳、正面は須留ヶ峰、鉢伏山はスキー場なのですぐわかりますね。ニッシーさんは兵庫50山を登っている時、この辺りの山は一日で3山登ったそう。恐れ入ります。

瀞川山

コロナ第7波真っ只中。距離を保っての昼食。コロナ禍の終息はいつになるのだろう。登りたい山はまだまだ沢山あるのに。登る体力を維持するために登って、そして頑張って登ったらこんな景色です。^^ キヨちゃんが冬に登った時この標柱は雪に埋まっていたそう。三室山の展望も良かったですが、瀞川山は目の前に兵庫県の1000m以上の山々が連なります。冬の快晴に登って、白い山々を眺めたい。

瀞川山

記念写真は一人で登って来られた女性に撮っていただきました。ありがとうございます。雲が多くなってきたので早く下りましょう。氷ノ山の下山で激しい雷雨に遭ったことがあります。山の怖かった思い出のひとつです。

瀞川山

千ヶ峰で知り合って長らくおつきあいのある山友たち。お二人は百名山も終わり夏冬幅広く山を楽しんでいます。私たちは好きな山や山域には何度も通い、そのため○○名山はまだ登ってない山が多いです。きょうは瀞川山に初めて登りましたが、登ってみると意外と良い山でした。直線の林道歩きもアクセントです。^^

瀞川山

午後1時過ぎ無事「木の殿堂」へ下山。お疲れ様でした。「万灯の湯」で汗を流して帰りました。最近立ち寄り湯は土曜日曜祝日しか営業していない場合があります。平日登られる場合はそれぞれご確認ください。

キヨちゃんの動画は次で。

瀞川山 

きのうは瀞川山(とろかわやま)1039mに登りました。暑さを覚悟して登り始めましたが、風があってずっと涼しかったです。頂上も心地良かったです。

瀞川山

右手奥に氷ノ山が見えています。持っている「山と高原地図」2002年版「氷ノ山」には瀞川山の登山道が載っていません。。。分県ガイド2011年に瀞川山の詳細が載りました。林道が山頂直下を通るため人気がなくなり忘れられた山だったのが、麓に但馬高原植物園や木の殿堂ができ道路事情が良くなって、また登る人が増えているそう。頂上の展望も良く、歩きやすい道で意外と好印象です。^^

山の様子は次で。

国見山 登って下ってまた登る

国見山

登山口は国見の森公園。中国道山崎インターを下りて10分で到着。交流館で入山届に記入、下山したら下山報告をします。管理棟でもらうマップにはAからZまでのアルファベットでポイントが表示されています。Aは交流館メインの登山口です。

国見山

10時前、獣除けゲートを開け出発。出だしは急な斜面をジグザグに登ります。途中の七本松休憩所はモノレール軌道のすぐそばです。展望も良く気持ち良い。

国見山

後半から階段上りになります。下草がない手入れがされた綺麗な森ですね。

国見山

獣除けゲートを開けてすぐに目の前に展望台が現れます。10時55分国見山465m頂上着。風があって意外と涼しい。宍粟50名山のひとつです。宍粟50名山?ないですねー。

国見山

園内ではボランティアの方々が、フジバカマを植える作業をされていました。フジバカマは、旅する蝶の「アサギマダラ」のオスが好んで飛来する植物なんだそうです。そういえば去年だったか、家の庭のフジバカマにアサギマダラが来たことが新聞の読者欄に載っていました。

国見山

展望台に戻って、おにぎり1個の簡単な昼食。11時30分下山します。下りは金谷山部古墳コースにします。あまり歩かれていないようで、落葉が堆積してよく滑りました。40分ほどでお墓の裏手へ下山。古墳は墓の中にありました。

国見山

前方は国見山です。頂上の展望台も見えています。ナビを開くと国見の森公園へは徒歩27分で戻れる案内です。

国見山

国見の森公園まであと少しの場所で、コンテナハウスの目立つお店発見。店名はヤマサンド。寄ってみます。

国見山

生クリームたっぷりのフルーツサンドと野菜たっぷりのベーコンエッグサンド。おにぎり1個のお昼でお腹ぺこぺこ、ご馳走さま。一番人気は野菜ゴロゴロサンドで、地元の野菜を使った野菜だけのサンドイッチだそう。そっちにすれば良かったな。

国見山

午後1時に交流館で下山報告して、温泉の半額券をいただきました。ミニモノレールは無料です。空いていたらその場の予約で乗れます。日本一の斜度のモノレールです。乗らずには帰れない。^^ モノレールは2輌連結で、座席の向きがそれぞれ違うので、上りと下りで別の車輛に乗りましょう。

国見山

国見山は、キャッチコピーに偽りなし。2度楽しめる山でした。^^

国見山 宍粟市

きのうは宍粟市の国見山ハイクでした。

国見山

地区の清掃活動が終わってからなので、家を出るのは9時を過ぎそう。サクッと登れる山ないかな。先週山崎インターを出る時に、展望台が見えた山に登りました。モノレール軌道そばの2号線ハイキング道を登って、3号線の金谷山部古墳コースで下山。県道を30分歩いて登山口の国見の森公園へ戻りました。

国見山

モノレールが無料と知って、もう一度国見山へ登ってきました。(笑) 日本一の斜度で、スキージャンプのジャンプ台の斜度は、上りも下りも高度感あり。楽しい!

国見山

国見の森公園へ戻る途中、オレンジのかわいいお店発見。「ヤマサンド」? 映えるサンドイッチのお店でした。美味しかった!

山の様子は次で。

三室山 展望抜群でした。

三連休の中日17日の午前中は、晴れ予報。三室山を登ってしまおう。標高が1358mあるので山頂は涼しいはず。

三室山

20年前の本は三室高原青少年野外活動センターから登る案内です。いま野外活動センターは閉鎖され更地に広葉樹が植林されています。ここの駐車場へ停めて林道を歩いても良いのですが、林道奥まで車が入るので、行き止まりまで進み広場に停めました。(林道は少し荒れています。)

三室山

9時10分出発。広場手前の登山口標識から荒れた林道を15分近く歩いて、林道終点から山道が始まります。

三室山

最後の渡渉で左手へ進み、「植林コース」と書かれた案内板の分岐で右手の登り道へ。植林コースへ進むと登山口へ戻ってしまいます。熊鈴を鳴らしながら登ります。

三室山

前日の雨で植林帯の登山道はジュクジュク。暗くって嫌な感じ。前を歩くだんなが「マムシ!!」と叫ぶ。登山道にいました。いったん下がって、石を投げて移動してもらう。睨んでるやんか。。。「千草川源流モニュメント」標柱から先は、ジグザグの登りになります。

三室山

大岩の展望台に出て、暗い登山道から解放されひと息。岩が点在する森はテープを外した踏み跡があちこちにあって戸惑います。スマホのルートを確認しながら進みました。大岩の鎖場は足場がしっかりしていて難しくないです。

三室山

鎖場を過ぎると、すぐにネマガリダケノの藪です。刈り払いがされていないので、うっとおしい。竹呂山からの尾根に乗って、左手へ進むとすぐに前方が明るくなってきました。もう頂上ですね。

三室山

10時50分三室山頂上へ到着。展望すばらしいですね。5分ほどして、年配の男性が登って来られました。地元宍粟市の方でした。見えている山々を教えていただく。すぐ右手の一山(ひとつやま)は1000m以上で展望がとても良いそう。登ってみようかな。ずっと前、千ヶ峰でセンパイが「宍粟50名山」完登の赤いTシャツを自慢していました。地味な山を登っているんだなって思って、当時はそれがどれだけ値打ちがあるのかわからなかったです。いまなら称えます。

三室山

頂上滞在30分、11時20分下山開始。早く下りるのはもったいない展望ですが、りゅうが待っているので急ぎます。木の根が濡れて滑るよと何度も声をかけ合いながら、思いっきり仰向けに滑る。。。谷へ下りず、植林コースを下りました。登山口標識でひと息入れようとして、だんなのウエアの裾に、ヒル!! パンツや足に付いてないか、ひと騒動。林道は乾いた場所を選んで歩き、12時35分車に戻りました。

三室山

三室高原入口の三室の滝(燗鍋滝)へ下りてみました。飛び込みたい。(笑)山に雲がかかり始めていました。山崎インターから高速へ乗りましたが、予報通りやっぱり雨が降り出しました。