角尾山 花見の山

ほぼ一か月ぶりの更新です。3月は帰省、親類の一周忌、地区の寄り合い、妹夫婦や弟夫婦が泊まりに来たり、りゅうを何度も動物病院へ連れて行ったりでバタバタと過ぎました。山は、21日の祝日に小雨の中を三草山へ登ったきりです。りゅうの様子が落ち着いたので、花見をかねて近くの角尾山へ行ってきました。

角尾山 芳田ふれあい館より

近くの角尾山は何度か登っていますが、西脇10山の地図に載っている芳田郷(ほうたごう)から登ったことがなかったので行ってみました。おおかた林道歩きで、たいくつかと思ったら思いがけず山桜の多い斜面でスタートから花見でした。^^

角尾山

頂上標識が新しくなっていました。感想ノートのポストも新品!伐採され展望もより開けた印象です。頂上には山桜の木が一本ありますが、まだ5分咲きぐらいでした。

角尾山 奥の谷コース

芳田郷から登って奥の谷コースを縦走です。光明寺を経て車をデポした播磨中央公園第6駐車場へ下ります。奥の谷コースの稜線は、ミツバツツジの花道でした。こんなにミツバツツジが多い山だとは知らなかったです。

光明寺本堂

扇山(五峰山)はスルーしました。光明寺の境内や参道の桜は散りかけでした。

光明寺 駐車場

山の中腹にある光明寺の駐車場は地元の人が知る花見スポット。車に乗ったままで花見と展望が楽しめます。夜景も良いです。以前はもっと覆いかぶさるように咲いていましたが樹が衰えているようです。

播磨中央公園 展望所

光明寺から参道を下って、きょうの目的地の播磨中央公園の展望所へ。播磨中央公園の「桜の園」はとても混みますが、第6駐車場の上にあるこの展望所は花見の穴場です。ほとんど人がいないのです。^^

播磨中央公園 展望所

展望所のベンチでセブンイレブンの桜もち。なかなか美味しいのです。外国人観光客向けに英語の説明も書いてあります。「Pink Rice Cake with Red Bean Paste」。

いま播磨中央公園は大規模な改修工事中です。この展望所へ登るお墓側の道は通行できません。休日でも第6駐車場に警備の人が常駐されているようなので、角尾山へ向かう場合は公園内の回り道を尋ねてください。芳田郷から角尾山頂上までの道のりは次の記事で。

粟鹿山(あわがやま)アンテナ林立する山

わいはんのプランに乗っかりました。栗鹿山は道の駅「但馬のまほろば」から南側に見える、頂上にアンテナが林立するどっしりした山です。ずいぶん前にヒル山と知って登らなかった山。雪が残る今なら問題なし。登山口は朝来市山東町にある西宮市立山東自然の家です。

粟鹿山

イベントの告知があったので車は當勝神社鳥居前に停めました。施設内の道を上がりゲートから林道へ入る。林道終点が登山口で、駐車場がありました。下調べ不足で往復で30分余分に歩きました。。。午前9時40分出発。山頂まで4キロって、意外と登るのね。植林帯の単調な道を、花粉症なのでマスクをして登る。つらい。。

粟鹿山

メガネが曇り足元が見えず、遅れ気味で不調。砂防ダムの上でいったん林道へ出て、小休止。向かいの階段からまた植林帯へ入る。途中「もう限界!」って叫んでマスクを外し、深呼吸。足元も良く見えるわ。笑 自然林に変わると、その先で急な坂を上って、NTT道路へ出ます。

粟鹿山

最後の登りはNTT道路の2キロの雪道。歩幅がトレースと合わず踏み抜いてバランスを崩したり、意外と消耗する。でも展望が良いので頑張れます。^^

粟鹿山

頂上手前にトイレがありました。梯子の階段を登って三角点のある頂上962mへ到着。12時前でした。展望抜群です。背後にアンテナや建屋があるので360度の展望ではないけれど、気分爽快です。頂上下で展望を楽しみながらお昼ごはん。

粟鹿山

遮るものがないので、アンテナ群の山なんですね。防災関連のアンテナもあるようです。林道が頂上まであるので、人気がないのかもしれないですね。頂上まで4キロ、標高差800m以上。なかなかしっかり登る粟鹿山は、展望抜群で意外と良い山でした。

粟鹿山

登ってきた道を引き返し下山します。休憩なしでいっきに下り、午後2時20分無事に當勝神社前の車に戻りました。登山口にはミツマタが多い。花は蕾でした。當勝神社前の土手にはフキノトウが出ていました。^^ 

セツブンソウ 丹波市青垣町遠坂

下山後は遠坂のセツブンソウです。北近畿自動車道の遠坂ICで降りて、トンネル方向へ左折。すぐに幟があります。自生地には私達4人だけで、遠慮なくしゃがんで写真が撮れました。青垣には美味しいお蕎麦屋さんもあるのですが、それは次回のお楽しみ。わいはんきょうのプラン楽しかったです。😄

セツブンソウ 丹波市青垣町遠坂

きのう土曜日は粟鹿山を下山して、丹波市青垣町遠坂にあるセツブンソウ自生地へ寄りました。たくさん咲いていましたが、見学者がいなくて静かでした。

セツブンソウ

でも、今朝の地方新聞にセツブンソウの写真と記事が載ったので、きょうは賑わったでしょうね。

粟鹿山の様子は次で。杉の植林帯をがっつり登りました。スギ花粉症なんですけど。。。泣

千ヶ峰 スノーハイク

朝起きてりゅうの様子が落ち着いていたので、日曜日は千ヶ峰に行ってきました。今年に入って初めての千ヶ峰です。

千ヶ峰

雪が降っていて頂上の展望なし。お昼でしたが、私たちの他には単独の男性ひとりだけでした。男性が下りて、私達も寒いのですぐ下山しました。

千ヶ峰

ふだん使わないダブルストックでモタモタしてしまった。岩の裂け目に刺さって抜けなかったり、段差の大きい登りは手荷物に。。。夫が好調でサクサク登って、めったになく置き去りにされた。で、きょうは肩が痛い。(´;ω;`)ウッ…

三草山 鹿野登山口へ移動

きのう日曜はいつもの三草山へ向かったのですが、初っ端からいつもと違いました。昭和池を周回して鹿野コースへ入る予定が、昭和池へ上がる坂道がバリケードされ「立入禁止」の看板! 工事中でした。Uターンして鹿野登山口へ向かう。もしかしたら、迂回路があったのかも。確かめなかったです。

三草山 鹿野登山口から

鹿野登山口には車が一台もなし。工事中で通行できない旨の看板があり。。。重機が見当たらないのでとりあえず取り付きまで行ってみる。工事中の様子ですが、休止中のようで無事登山道へ入れました。9時スタート。あまり歩かれていないので羊歯が茂って鬱陶しい。

三草山 鹿野登山口から

昭和池からの合流手前で気になる札がありました。狼岩へ道がある!前はナビのログもなかったような。。。行ってみようかと話すが、下調べしてからにしよう。狼岩をクライミングすることになったら無理だし。笑

三草山

2月のスタンプは節分ですね。スタンプ箱に台紙があったので、押してみました。現在は1年分スタンプを集めても記念品はないそう。また、継続登山の表彰も行われてないそうです。きっと励みに登っていた方もいたと思うのですけど。他にはない近本ロードのカード配布に切り替えたのでしょう。

三草山

頂上からすぐ折り返して、8番の標識を過ぎてすぐの展望岩でお茶休憩。サーモス転がしてあわてる。木の根で止まってくれました。きょうはお昼を食べずに下山します。だんながエビフライランチをご馳走してくれるのです。^^ 地区の集まりのお弁当を初めて洋食弁当にしてみるための味見らしいです。

三草山

登山道を出て、工事が済んだ場所を見に行ってみました。農業用の貯水池でしょうか。まだ工事が完了したわけではなさそうですね。鹿野コースは向こうの稜線をアップダウンします。12時30分車に戻る。きょうは千ヶ峰の予定でアイゼンを出したのですが、エビフライランチのために三草山へ変更しました。笑

金山 スノーハイク 晴れ☀

土曜の朝早く起きてサーモスにお茶を入れていたら、携帯を見た夫が多可町も丹波市にも大雪警報が出てると言う。えーっ警報? 大雪警報じゃあかんわ。。予定をキャンセルしました。今朝は快晴。スノーハイク日和です。地区の集まりが終わってから、遅くなるけど山へ行こう。あきらめが悪いのです。

金山

ちょうど正午です。すごく遅い出発で後ろめたいけど、サクッと登ってすぐに下山しよう。わが家からは丹波市側から鐘ヶ坂トンネルを抜けて登山口(←篠山市です)へ来ます。寒くなかったのでフリースを脱いで、オーバージャケットを着ました。

金山

大山集落の田んぼは真っ白ですね。下山してしまったのか誰にも出会わずです。

金山

「鬼の架け橋」に到着。ここで頂上から下りてきた母娘に出会う。ツーショットを撮ってもらいました。ありがとうございます。母娘でちゃんとした雪山装備ですね。

金山

午後1時過ぎに頂上へ着く。うさぎの雪だるま! さっきの女の子が作ったんでしょうね。今年の干支と一緒に写真に納まる。^^ 

金山

頂上は私達ふたりだけ。風がなく暖かい。向こうは丹波市柏原の街並みです。先週の大寒波では、柏原で積雪35cmを記録したそう。篠山側は快晴ですが北側の丹波市は曇っています。軽食をとったらすぐに下山します。

金山

下山は鐘ヶ坂峠を経由します。尾根下りではなく、巻き道を選択。雪で隠れた岩があり狭い道を慎重に歩く。躓いて転ぶと右側の斜面を転がりそう。足でも挫いたら這いあがれない。尾根を下ったほうが安全だったかな。

金山

鐘ヶ坂峠へ出ました。ここからは古道を下ります。もうすぐ花粉シーズンなのでここへは来れないですね。

金山

害獣除けゲートを出て、登山口目の前で倒木が道を塞いでいます。乗り越えようとしてイバラが絡まっているのに気が付く。オーバージャケットに傷がつくと大変なので枝を持ち上げて慎重に潜る。ここがきょうの核心でした。笑

午後2時15分駐車場に戻る。歩き足りないけれど雪が踏めたので良しとしよう。

金山 スノーハイク

日曜は絶好のスノーハイク日和。午前中に地区で集まりがあり家を出発できるのは11時になる。登山口が国道からすぐでアプローチの心配がなく、コースタイムが短い丹波市の金山に行ってきました。でも登山口出発が12時は遅すぎですね。

金山

土曜日は丹波市も多可町も大雪警報が発表されました。きょう千ヶ峰は雪たっぷりだっただろうなぁ。

三草山 朝光寺から登る周回

三草山はよく登っていますが、朝光寺から登るのは初めてです。畑コースで下山して車を停めた朝光寺Pへ戻ります。

三草山

畑集落から朝光寺へ向かうと「駐車場トイレ直進」の黄色いプレートの付いた案内板があります。案内板の向こうの竹林から登山道へ入ります。(枝垂れ桜が目印)竹林手前の舗装広場は防火水槽の場所なので駐車禁止です。

三草山

取り付きは、ピンクテープや竹に赤いテープが巻いてあるのですぐにわかります。他の登山口にあるイラストマップや「登ってみよう北はりま」の三草山の地図には朝光寺コースは載っていません。9時20分スタート。

三草山

出だしは倒木が多く迂回路があります。テープがあるので確認しながら進む。

三草山

しばらく登ると明瞭な道になります。ほぼ直登で、傾斜はどんどん急になります。

三草山

途中展望がある場所に出ますが、ほぼ雑木林の中を登ります。岩が多くなると権現山が近い。30分ほどで権現山333mに到着。麓の朝光寺は最初この権現山に開基されたと伝わっています。どっかで標高333mの山登ったな。←福崎の神前山でした。

三草山

権現山の先の登山道脇に小さな池がありました。知らなかったなー。生き物とか花とかめずらしいものがあるのかな。

三草山

展望が開けた場所を過ぎてすぐ、この見覚えのある案内板で鹿野コースに合流します。権現山で出会った男性は鹿野コースからの寄り道だったようで私達を追い抜いて行かれました。

三草山

8番の看板がすぐにありました。三草山のシンボルツリーが見えています。土曜日の予定を変更して正解でした。晴れて暖かい。タイツはいらなかったな。

三草山

10時30分到着。コースタイムは三草コースとあまり変わらないですね。三草山は相変わらず賑わっています。ちょうど空いたベンチで軽食とおやつタイム。頂上スタンプは鏡餅でした。

三草山

近本ロード!頂上看板と写真を撮って加東市観光協会で提示すると「近本ロード踏破証明書」がもらえるようです。加東市の社高校野球部にいた当時、三草山を走って登って鍛えたことが新聞に載ってましたね。カードの写真は18種類で、ランダムに渡すようなので全種類集めるために登る人もいるのかな。

三草山

11時下山開始。畑コースで下山します。下の広大な宗教施設群が展望できる場所ができていました。畑コースを歩くのは何年ぶりだろう。驚く展望でした。

三草山

出だしは段差の大きな階段で躓き注意。登山口に近づくとウバメガシが目立つようになり、参道の階段をいっきに下ると鳥居のある登山口です。目の前は大きな池があり向こうに宗教施設が見えます。11時40分無事下山。

三草山

舗装路を歩いて朝光寺へ戻ります。登山口から朝光寺への分岐までは、キョロキョロしながら歩く。見慣れない景色とその広大さにおののくばかり。途中レストランもあって誰でも入れるようですが、大きく立派な建物なので入るのを躊躇してしまいそう。

三草山

分岐の看板が新しくなっていました。畑登山口から朝光寺までは歩いて25分ほどです。キョロキョロしながら歩くので意外と時間がかかるかも。笑

三草山 朝光寺

朝光寺の本堂は国宝です。昔来た時、誰もいなかったと記憶しています。きょうは何組も訪れていました。加東市観光協会のFacebookで、本堂が比叡山延暦寺として焼き討ちのシーンで使われたと知りました。夜の撮影で宮沢氷魚(明智光秀役)が武者姿で凛々しく本堂に立つ写真がアップされていました。キムタクは来なかったんだ。

東映70周年記念作品・映画「レジェンド&バタフライ」は1月27日金曜から公開です。兵庫県では他に篠山城大書院と明石城で撮影があったそうです。

三草山 朝光寺から登る

きのう日曜日は、初めて朝光寺ルートで三草山へ登りました。

三草山

鹿野ルートを登ると標識8番の少し手前に手書きの「朝光寺」のプレートが下がっています。ずっと気になっていたのですが、スルーしていました。

朝光寺

朝光寺の本堂は国宝です。651年に開基されたと伝わる古刹です。1月27日から公開される話題の映画「レジェンド&バタフライ」のロケ地のひとつだそうです。

三草山

朝光寺ルートで登り、畑コースで下山、歩いて朝光寺の駐車場へ戻りました。戻る道は異国にいるような景色。思わず立ち止まってしまいました。

山の様子は次で。

伊勢山周回 今年の初登り

1月9日の山歩きです。伊勢山は山名も知らなかったです。とんがり山に登った時、相峰山で書写山方面の標識が出て気になっていたので検索。相峰山から伊勢山のルートがある。伊勢山?検索すると周回路があるんですね。展望も良さそうで神座の窟も気になります。初登りの山に決まりました。^^

伊勢山 周回

ナビ設定間違いで太陽公園の裏手へ行ってしまい戻りました。姫路打越木もれ日の森「やまざくら広場」に着くと、もう5台の先着あり。人気の山なんですね。(手前の広い場所はバスの転回場なので駐車禁止です。)

伊勢山 周回

10時前スタート。園内の遊歩道から東尾根に入ります。東尾根に取り付く前に携帯が鳴ってあわてましたが、次の知らせを待つしかないので予定通り登ります。

伊勢山 周回

奥山からの道と合流する地点で東尾根に乗ります。急登りですね。登り着いた一つ目のピークは伊勢山ではありませんでした。

伊勢山 周回

小ピークをアップダウンして大岩をぐるり巻いたピークを越えると、次のピークが伊勢山353mでした。11時過ぎに到着。展望ないです。

伊勢山 周回

伊勢山から15分ほどで岩屋山分岐へ到着。「神座の窟」の道標があります。ロープの付いた急な道を下って洞窟の入口へ立つ。岩の狭い裂け目から洞窟内へ入ります。

伊勢山 周回

中に降り立ち思わず声が出る。想像していたよりも広がりがあって、高度感があります。奥の左上には三体の小さな石仏が座して、まさに神座の窟です。映える写真を撮れるとしても落ちたらアウトの岩の端まで行く度胸はないです。笑

伊勢山 周回

登り返して岩屋山の頂上岩場へ立つ。岩盤の松の根元にクライミングギアがデポされていました。あれが空木城跡山でしょうか。

伊勢山 周回

正面が緑台住宅団地の谷ですね。岩屋山からは躓くと転げ落ちるような岩尾根を下ります。長いロープに助けられていっきに鞍部へ下ります。何人ものハイカーと出会います。皆さん逆コースなんですね。西尾根から時計回りで周回する人達が多いようです。

伊勢山 周回

下りきったら登り返し。。。羊歯の茂る岩の急斜面をロープ頼りに頑張ります。

伊勢山 周回

展望台へ100mの標識で寄り道。12時20分到着。この展望台で昼食休憩するため伊勢山を先に登る反時計回りにしました。日付は毎日更新されているんですね。テーブルとイスは先着の方達が使用中で、展望台下のベンチに座りました。正面にノイシュバンシュタイン城が見える。なんとも不思議な展望です。

展望台からは遊歩道のような道です。ひとつ登って、あとは下るだけ。13時20分登山口へ戻りました。岩屋山から西尾根は展望が良く、神座の窟の見どころもあり、しっかりアップダウンがあって今年の初登りはおもしろいコースでした。