虚空蔵山 JR藍本駅スタート

土曜日は虚空蔵山に登りました。今田町の陶の郷から登ったのも、草野駅まで縦走したのも15年以上前になります。登山道の様子などすっかり忘れています。

虚空蔵山

前日の夜遅くに連絡を入れて、JR藍本駅前の駐車場で集合。9時10分出発です。コロナ感染者数が減少したのでお誘いしても良いですね。駅から標識に従って集落を抜け田んぼ道へ。わいはん達もずいぶん前に登ったことがあるそうです。

虚空蔵山

高速道路の高架下を潜って左手へ進むと登山口です。涼しくなって低山ハイクが楽しくなりますね。わいはん達はこの夏3000m峰にも行ってきたそうで、羨ましい。私たちは兵庫県内の山をうろうろ。暑かったことしか覚えてない。。。

虚空蔵山

苔むした参道を登って中腹の虚空蔵寺でひと休み。説明板によると聖徳太子のお告げでここに寺を建立して虚空蔵菩薩像を安置したことに始まると書かれていました。明智光秀の軍勢に焼かれ、その後再建されたが衰退してこの本堂のみ残っているそうです。

虚空蔵山

本堂の右手裏から急な登山道が始まります。木の幹を掴んで体を持ち上げたり汗をかきながら登る。山容はとんがりなので思った通りでした。体力気力のあった頃登ったので急だったことを覚えてないのでしょうか。今回登って、急な登りだったと上書きしました。(笑)

虚空蔵山

陶の郷からの登山道と合流してしばらくで、目の前に大岩が現れる。岩の割れ目を登って虚空蔵山593mの頂上に着きます。順調に登ったので10時40分到着。頂上は狭いです。

虚空蔵山

先着していた方達が出発され、4人だけで休憩できました。南と南東側の展望が開け、北摂の山々や三田市街の向こうに六甲山系が展望できます。お昼には早いのでおにぎり1個で済ます。スズメバチが一匹何度も近寄ってきます。早く下りろってこと?

虚空蔵山

30分ほど過ごして下山します。縦走しないでピストンです。頂上手前の大岩は展望抜群。こちらで休憩したら良かったですね。

虚空蔵山

標識が陶板ですね! 車一台を陶の郷(すえのさと)へデポしたら、ここから下山できました。プランを練らずにすみません。

虚空蔵山

急登だということは下山も急。木の根に躓かないように、苔むした滑りやすい参道にも注意です。下山の途中20人以上の方達と出会いました。きっと電車で来れるというのもハイカーが多い理由ですね。頂上は狭いので一緒になると密になります。。。

虚空蔵山

稲刈りシーズンですね。丹波篠山産のお米は「東の魚沼、西の篠山」といわれるブランド米。ほぼ篠山ですが、住所は三田市。微妙なエリア。(笑) 丹波の秋は、新米、大栗、黒豆、丹波大納言、新蕎麦など楽しみがいっぱいです。12時20分藍本駅に戻りました。

一眞坊

早い下山なので、近くの蕎麦屋さんへ寄りました。売り切れ間際に滑り込みセーフ。私たちの次の二人で終わりでした。一眞坊さんは白髪岳の麓の古民家で営業されていたお店で、今田町へ移転しています。白髪岳から下山して山友達と食べた蕎麦。美味しいものをいただくと登った山の思い出が増し増し。次は新蕎麦ですね。^^

加東神山 今田町から登る

今回は今田町側から登って西光寺山へ縦走する周回ルートです。本荘地区墓地の駐車場は登山者が停めることができなくなっています。ダートな道を進み、ため池の手前で路肩に4台ほど停めるスペースがあります。午前10時10分出発。

加東神山

加東神山への登り口に標識はありません。行き過ぎてスマホの地図を見て戻りました。左手へ入って行きます。ブッシュをかき分けて入る。

加東神山

出だしから倒木だらけ。この辺りはほぼスマホの地図を見ながら歩く。蜘蛛の巣のトラップもあちこち。う~ん、楽しくない。(笑)

加東神山

荒れています。谷を詰めて行くので雨の後は歩きたくないですね。暑い日も遠慮したい。

加東神山

テープはありますが、立ち止まって方向を確認しながら登るのでペースが上がらない。立ち止まったら、水分と種抜きカリカリ梅で塩分を補給です。

加東神山

やっと道らしくなってきました。標高500m辺りから明るい道になりました。

加東神山

ツワブキの群生した水場の上で、下ってくる単独の女性と出会う。上はピンクテープがあると教えてくれました。ルートは縦走路には出ず、加東神山の頂上へ直登します。

加東神山

午前11時25分加東神山へ到着。加東市最高峰3回目。西光寺山からピストン、やしろ鴨川の郷から縦走、そして今回は今田町側からです。地元の山なので歩いたことがないルートを残したくないと登りましたが、展望全くないし1度登れば良いですね。

西光寺山

加東神山で簡単な昼食をして、西光寺山へ向かいます。12時過ぎ西光寺山着。刈り払いされていた草木がまた茂ってきていますね。急登りの山は、頑張って登って展望がよくないとがっかりしてしまいます。東屋で休んでいたご夫婦の方とお話をしました。三草山はともかく、黒豆枝豆狩りは楽しいです。^^

西光寺山

12時25分下山開始。ずいぶん前に山友達と下った道ですが、こんなに展望がない急な下りだったかなぁ。すっかり忘れてます。この登りはきついですね。同じ急登りなら私たちは明るい西脇市の中畑林間ファミリー園からのほうが良いかな。

西光寺山

ほぼ下り終わりに、炭焼小屋跡があります。西光寺山はウバメガシが多い山で知られていますが、海から離れた山でウバメガシが多いのは珍しいそう。午後1時15分車に戻る。林道の途中で脇道に入ると夏にはサギソウが咲く湿地があるようですが場所は知らないままです。真夏に西光寺山に登る元気はないです。(笑)

三草山 鹿野コースの往復

先週はぎっくり腰で山は休みでした。残している東床尾山は縦走したいので、西床尾山でヒルに遭わない時期に登ることにします。きょうは腰の様子見でよく登っている三草山へ向かい、しっかり登る鹿野コースを歩きました。

三草山

対岸に三草山が見えます。昭和池を半周して鹿野コースへ向かい、途中から急登りのショートカットで稜線へ上がると、鳥居のある2番へ出ます。早朝登山で下山して来た方々と何人も出会いました。

三草山

風がなく灌木なので日陰もなく暑い。先々週末に三草山で熱中症になりかけたので、奇数番号の立て札でミレーのビスケットとスポーツドリンクを飲みながら登る。しっかり登った後にゆるい稜線歩きがあって、ひと息つけるのが良い。

三草山

10時50分頂上着。賑わっていました。ベンチで休憩している間にも次々とハイカーが登ってきます。コロナ禍で山に登る人が増えたのは間違いないですね。密を避けるために登った山で、きょうの山頂は人が多すぎ。。。

三草山

下山も鹿野コースでした。朝よりも暑かったです。昭和池からは歩いた稜線が展望できます。最後に腰だいじょうぶだぁのポーズ。(笑)

三草山

昭和池の堰堤の草むらにききょうがひとつ咲いていました。午後1時に車に戻りました。朝はなかった鳥取ナンバーのマイクロバスが停まっていました。あれから頂上はもっと賑やかだったのでしょうか。

三草山 油断して熱中症?

きのう土曜日は久しぶりに三草山でした。

三草山

直射日光を浴びない古道コースを登りましたが、蒸し暑く汗びっしょり。1時間ちょっとの登りと侮って、水分だけとって熱中症予防の塩分補給をしないままでした。稜線に登り着いて、頂上目前で気分が悪いと夫の足が止まる。保冷剤を持っていたので両脇と首にあててしばらく休憩して回復しましたが、焦りました。熱中症ですね。

三草山

三草山月例登山スタンプボックスには、加東市の社高校が甲子園へ初出場したポスターが貼ってありました。2回戦で負けましたが、楽しませてくれました。^^ 梅干しや塩タブレットも食べ、じゅうぶん休憩して下山します。

三草山

下山は三草コースでした。向こうに見えているのは西光寺山です。先日西光寺山へ登った時はきょうより暑かったのですが、あの時は塩味のミレーのビスケットを食べながら登りましたっけ。塩分摂取で熱中症予防になったのでしょう。

この日、熱中症警戒アラートが出ていました。以前は早起きして気温が上がる前に登っていたのですが、気を抜いていました。反省です。

網引湿原 サギソウ

希少種のサギソウが咲いていると知って、網引湿原へお誘いしました。

網引湿原

午後1時に加西市の網引公民館で集合。雨が上がって、晴れてきました。

網引湿原

数年前に滋賀県の湖南アルプスの湿原で初めてサギソウを見て、真っ白な鳥が飛翔する姿の花がとても印象に残っています。ほんと不思議な形ですね。

網引湿原

草に紛れて目立ちませんが、第一湿原から群生していました。

網引湿原

サギソウは第二湿原にもたくさん咲いていました。ワレモコウやキキョウも咲いていてまだ暑いとはいえ、季節は夏から秋へ移っていっていますね。

網引湿原

ハッチョウトンボの雌です。腹に黄色や黒の縞があります。大きさは雄と同じ3cmほど。やっぱり小さいです。雌は何匹もいたのですが、雄の真っ赤なハッチョウトンボは一匹も見ませんでした。でも、雌を何匹も見ることのほうが珍しいそうです。

きょうはお誘いして良かったです。サギソウに喜んでいただけました。^^

藤無山 スキー場から登る

登った人達の感想が芳しくなく、付箋を付けたまま10年以上経っています。兵庫50山で、関西の山100選にも選ばれているので、そろそろ登っておこう。

藤無山

若杉高原おおやスキー場から登ります。駐車場に着いてびっくりしました。リフトが動いている!キャンプやグランピング、グラススキーの人達で賑わっていました。寂れたスキー場からひっそり登ると思っていたのでテンション高め。(笑)9時出発。

藤無山

ロッジふじなしも忙しそう。(笑) ロッジふじなしのグランピングエリアから林道へ入ります。明るい道を歩いてリフト終点まで登る。風もあり標高が上がって涼しい。この先でもう一度林道へ入ります。

藤無山

熊鈴を鳴らしながら林道歩き。意外と林道でバッタリすると聞きます。土砂が崩れたままの場所がありました。復旧されないで廃道になっていくんでしょうね。

藤無山

終わりかけのジギタリス。スキー場のリフト終点あたりから林道にかけてジギタリスの立ち枯れを多く見ました。外来の園芸種が野生化して群落をなしています。毒性がある植物で、鹿が食べないためどんどん広がるようです。わが家の心臓病の犬が飲んでいる薬剤のひとつがジギタリス配糖体製剤で、この植物と関係があるのでしょうか。

藤無山

二股に林道が分かれる地点に赤いポールがあり、右手に行くと登山口がありました。

藤無山

登山口から突然の急登。(笑)ヒノキの植林帯を登ります。

藤無山

尾根歩きは穏やかなアップダウンです。途中で下って来る若い女性と出会う。単独でした。兵庫50山か宍粟50山か関西100選か、いずれかでしょう。北播の奥のそのまた奥の地味な山にひとり登る理由があるんだろうと思う。道谷の分岐を過ぎるとブナが多くなります。

藤無山

左手に氷ノ山が望める場所があって、その先少し登ると藤無山頂上1139mに到着。10時30分でした。樹林の中の頂上で、展望は良くない。時間が早いので行動食だけ摂って引き返します。最近行動食はまたミレーのビスケットにはまっています。夏はこの塩味が良い。下る途中で家族5人のハイカーと出会いました。おじいちゃんがリーダーですね。^^

藤無山

風が爽やかで心地良い。リフト終点から少し下った木陰でお昼ごはんにします。奥には氷ノ山が見えます。頂上避難小屋もわかりました。藤無山は展望がなく地味な山と勝手に思っていましたが、展望ありました。(笑)夏のスキー場経由は悪くないですね。

藤無山

だんなは、グラススキーに興味津々。年配のおじさん達もいるんですね!若い人達はプロテクターを着けてヘルメットもウエアもカラフルでカッコ良い。隣りのレーンではジャンプも練習しています。12時25分下山。

藤無山

さっそく尋ねに行ってるし。(笑)5年前かな。氷ノ山の稜線手前でスノーシューのベルトが壊れて私たちだけ戻りました。私はビールを飲みながら、だんなはスキーをしてニッシーさんやキヨちゃん達の下山を待ちました。あれ以来、病気やコロナ禍でスキーをする機会がないままです。まさか、夏の藤無山がきっかけでスキー再開か?

藤無山。山はともかく、行ってみて意外と楽しめました。^^

山の日は西光寺山でした。

西光寺山

西脇市の西光寺山に登りました。急登りが続くのでトレーニングになります。でも、こんな暑い日に登ることはなかったかも。ただただ暑かったです。

午後からはお墓の掃除とお盆の準備でした。明日の朝はお寺さんが棚経に来られます。地区内の檀家さんを順番に回るので、最初の家は早朝5時です。早っ。明日はどこの家も早起きです。

瀞川山 とろかわやま

登山口は美方郡香美町村岡区にある自然学習施設「木の殿堂」です。車は芝生グランドの駐車場に停めます。木の殿堂へ向かって歩くとすぐに登山道の標識がありました。2合目からのスタートです。9時10分出発。

瀞川山

森の中を登るので直射日光を浴びません。風があって予想外に涼しい。暑さを覚悟していたので、メンバー誰もが「涼しいですねー」って笑顔です。登山道も面倒なところがなく歩きやすいですね。標高差500mあまり。距離往復で7キロです。

瀞川山

35分ほどで5合目の十石山870m到着。展望はありません。水分補給で小休止。瀞川山はキヨちゃんは冬に、ニッシーさんはずいぶん昔に登っています。きょうはお付き合いありがとうございます。十石山からいったん下って登り返しです。

瀞川山

見上げても緑。足元も緑。緑のグラデーションに癒されます。花の季節も良さそうですね。

瀞川山

標高が上がって針葉樹の森に変わりました。7合目です。もうこの先で林道へ出ます。

瀞川山

但馬アルペンロードという名の林道。直線です。こんな林道なら何のストレスもなく歩けます。オフロードバイクの男性が会釈して走り去りました。こういうダートな林道を走破する趣味もあると聞きます。帰りに林道で出会ったバイクは大分ナンバーでした。

瀞川山

林道歩きのコースタイムは30分ですが、それほどかからないですね。九合目の標識で登山道へ戻ります。簡易トイレが置いてありました。中は覗いてないです。

瀞川山

少し急な道を10分ほど登ると、瀞川山1039mの頂上へ出ました。うわっ、展望良いですね。^^ 刻まれた山名は右奥が氷ノ山、左手に蘇武岳、正面は須留ヶ峰、鉢伏山はスキー場なのですぐわかりますね。ニッシーさんは兵庫50山を登っている時、この辺りの山は一日で3山登ったそう。恐れ入ります。

瀞川山

コロナ第7波真っ只中。距離を保っての昼食。コロナ禍の終息はいつになるのだろう。登りたい山はまだまだ沢山あるのに。登る体力を維持するために登って、そして頑張って登ったらこんな景色です。^^ キヨちゃんが冬に登った時この標柱は雪に埋まっていたそう。三室山の展望も良かったですが、瀞川山は目の前に兵庫県の1000m以上の山々が連なります。冬の快晴に登って、白い山々を眺めたい。

瀞川山

記念写真は一人で登って来られた女性に撮っていただきました。ありがとうございます。雲が多くなってきたので早く下りましょう。氷ノ山の下山で激しい雷雨に遭ったことがあります。山の怖かった思い出のひとつです。

瀞川山

千ヶ峰で知り合って長らくおつきあいのある山友たち。お二人は百名山も終わり夏冬幅広く山を楽しんでいます。私たちは好きな山や山域には何度も通い、そのため○○名山はまだ登ってない山が多いです。きょうは瀞川山に初めて登りましたが、登ってみると意外と良い山でした。直線の林道歩きもアクセントです。^^

瀞川山

午後1時過ぎ無事「木の殿堂」へ下山。お疲れ様でした。「万灯の湯」で汗を流して帰りました。最近立ち寄り湯は土曜日曜祝日しか営業していない場合があります。平日登られる場合はそれぞれご確認ください。

キヨちゃんの動画は次で。