加西アルプス 善防山と笠松山

岩稜歩きが楽しい加西アルプス。植林帯がないので花粉の時期によく登ります。車は善防公民館Pに停めて、本丸コース登山口へ向かいます。10時過ぎスタート。

加西アルプス

出だしの雑木林には害獣除けの柵ができていました。尾根に登り着くと目の前に急な岩壁が現れます。遠くから見るとなかなかの岩壁ですが、ロープがあってちゃんとルートが明瞭です。

加西アルプス 善防山

善防山251m。山名が記された看板。西光寺山、三草山、妙見山と白山。きょうはちゃんと展望できます。千ヶ峰と笠形山は白い。きのう登ろうかって話したのですが、花粉症がもう始まっていて杉の植林帯の中を登るのはつらいので加西アルプスです。

加西アルプス

吊り橋を渡り大岩を登ります。道に見えますが、けっこう急な岩壁なんです。岩が滑らないので登りは鎖を持たなくても大丈夫です。

加西アルプス 

笠松山直下の鎖場。ここもステップができています。下りは鎖を持ってね。

加西アルプス 笠松山

笠松山244m。右手に善防山、前方には加西市の広がりのある里の風景が広がります。冬の朝早くには気球が飛んでいる写真が撮れるかもしれません。加西市は気球が飛ぶまちで有名です。

加西アルプス

笠松山から急下って、登り返して東屋でお昼ご飯。久々に夫がガスストーブを出したら火が付かなかった。。。ラーメンが作れず、おにぎりを夫に分ける。そもそも山の道具の手入れがなってない!おにぎりがなかったら夫婦喧嘩です。

加西アルプス

東屋からそのまま岩尾根を黄色いテープを頼りに池まで下り、公園の遊歩道へ出る。では、向かい側の岩尾根へ登ります。行動食を摂りながら笠松山を正面から展望する。ほんの低山ですが、なかなかに凛々しい。

加西アルプス 善防山

行く手の善防山を眺めながら、登り返す?それとも途中から下る?って言いながら、やっぱりしっかり歩こうってことで、善防山へ登り返し。さすがにくたびれました。ちょっと休みます。大手門コースで善防公民館の前へ下りました。午後2時15分無事車に戻りました。ほんの低山ですが、コース取りに選択肢がいくつもあって、どこを歩いても展望良し。^^

金山 下山後のお楽しみ

17日土曜日は金山に登りました。金山の記録は検索すると数多あるので、トピックのみです。下山後のお楽しみもあり。^^

金山

10時30分駐車場出発。追入神社から登ります。車の台数が多かったけれど、頂上にはひとりだけでした。夫は新しい帽子です。写真を遡ると雄鷹台山まではお気に入りの帽子をかぶっています。帰りのラーメン屋さんに置き忘れた可能性大です。

金山 鬼の架け橋

フリークライミング! 向こう側は切れ落ちた絶壁で、やばいんですけど。すごいね力丸君。活発なボーダーコリーの力丸君と大きな垂れた耳がチャーミングなイングリッシュスプリンガースパニエルの小太郎君。さわらせてくれてありがとう。^^

金山

追手神社へ寄りたいので、大乗寺へ下りました。

セツブンソウ

見つからず引き返そうとしていたら、少し前を歩くシニアグループの動きが止まる。ありました。セツブンソウ。^^ セリバオウレンもちらほら。斜面に咲いているので先週の青垣のセツブンソウよりも近づけました。セツブンソウをクリアして、では柏原へ向かいます。

柏原 厄除け大祭

17日18日は丹波市柏原の八幡神社の厄除け大祭です。金山へ登ったのは、これが目的。喪中につき神社下の遥拝所でお詣りして、賑わう商店街へ。酒屋の厄除け福袋は等外の地酒でしたが、「龍力」のスパークリング純米酒2030円が入っていたので、まぁええか。1等は6000円相当のワインらしい。楽しみにしていた岡田八郎商店の大判焼きは営業していなかった。残念。いつものお豆腐屋さんへ寄って、帰路につく。

三草山 今年も登ります

すみません、先週土曜日の山です。飲物を持たずに出発して引き返したのが7日でした。先週登る予定だった山桜のコースから鹿野コース3番へ登ります。

三草山

駐車場を10時過ぎに出発。令和6年初めての三草山です。快晴です。午後から天気が崩れる予報ですがどうなんでしょうか。

三草山 山桜のコース

鹿野コース3番へ出る山桜の道。(勝手に山桜の道と呼びます。)今年はこの桜の満開を見たいな。

三草山 8合目

8合目から三草山を眺める。あれれ、にわかに曇ってきました。やっぱり午後早くには雨が降り出しそうです。

三草山

11時40分頂上着。頂上には一人だけでした。頂上スタンプは鏡餅。ベンチでカップ麺の用意をしていたら、登ってきた人から「〇〇さん?」って声がかかる。夫の知り合いでした。地元の山なので、たまに知り合いに出会います。

三草山

雨が降り出す前に下山します。下山は古道コースにします。森の中を歩くので少しぐらいの雨ならレインウエアを着なくても大丈夫です。炭焼古道コースとの出合で12月に一緒に登ったニッシーさんとばったり。今年もよろしく。(^^)/

午後1時過ぎ駐車場へ戻る。登る前は、また三草山かって思いながらも、飽きずに登っています。^^ 

角尾山 播磨中央公園から登る

先週日曜日の山、角尾山です。

角尾山

コンビニから三草山へ戻らず、播磨中央公園へ向かいました。扇山から角尾山へ縦走することにします。10時20分出発。急登を頑張って展望台へ。左手に三草山が見えています。駐車場は草地までいっぱいだったので頂上は賑わっているだろうな。

扇山

五峰山(扇山)は木々が葉を落としている冬は少し展望があります。そのまま稜線を歩いて奥の谷分岐へ向かいます。以前に比べると道は明瞭でよく歩かれていますね。

角尾山

奥の谷から3つのピークをアップダウンします。岩尾根で展望良いです。西脇市の芳田から登ってくる道と出合うと頂上は近いです。最後はロープの張った急登り。

角尾山

12時15分頂上着。きょうはめずらしく頂上に2パーティ、7人もいました。兵庫県北部は雪の予報だったのですが、千ヶ峰ももっと奥の山々も白くないですね。確かに寒いのですが、冬用のジャケットなしで歩けるので今年はやっぱり暖かい。

角尾山

すぐに皆さんが下りてしまいました。岩陰で風を避けてお昼ご飯。展望良いです。灌木が刈り払いされて、頂上が広くなったように感じます。12時45分下山開始。

五峰山 光明寺

下山は光明寺経由です。地元のお寺にもお参りしましょ。7日ですが、出会った参拝者は数人だけでした。駐車場から、傾斜のきつい坂を登るので敬遠されてしまいますね。下りもきついです。膝が痛くなります。午後2時40分車に戻りました。

で、きょう13日は三草山でした。

三草山 朝光寺から登り畑へ下山

おじさん達との集合は一年ぶり。老犬の介護でドタキャンあるかもなので、声がかけづらく、それに今年の夏は酷暑で山を休んでいて、気が付くともう師走です。三草コース駐車場に車をデポして、7名なので2台に分乗して朝光寺へ向かいました。

三草山 朝光寺

9時前駐車場を出発。朝光寺本堂は国宝です。今年公開された木村拓哉×綾瀬はるか共演の映画「レジェンド&バタフライ」でこの本堂が比叡山延暦寺として撮影されました。宮沢氷魚がこの本堂で明智光秀役を演じています。この本堂前の玉砂利を全て撤去して、撮影後にまた戻したそうです。映画ですか? えっと、すみません観てないです。

三草山

登山口は標識がなくテープが目印です。初めてだと入口を探しますね。登山道に入ってしまうとよく踏まれているので間違えることはないです。しばらく一直線の急登が続きます。六甲山系が端から端まで展望でき、明石海峡大橋も薄っすら見えています。

三草山 権現山

権現山333mピークに到着。もとはここに朝光寺があったらしいです。本当の333mピークは鹿野コースへ向かう小さな沼の先で右の斜面を登ったところにあるとの話もありますが、確かめたことはないです。

三草山

鹿野コースに合流して、8合目の看板を過ぎた先で、前方に三草山の頂上が見えます。近いですが、まだアップダウンがあります。ここから、右下に異国の建物のような宗教施設が展望できます。

三草山

10時40分頂上着。相変わらず賑わっていますが、まだ時間が早いのでベンチに座れました。頂上スタンプはクリスマスツリーです。それにしてもこんなに暖かいとクリスマス気分ではないですね。夏が暑すぎたせいか、登山道で見たサンキライの実は赤くなく茶色かったです。(クリスマスリースの飾りに使う赤い実。)

三草山

鹿野コースの3合目から昭和池へ下る予定でしたが、今年膝を痛めて長く山を休んでいたメンバーもいたので短い畑コースに変更しました。下る途中に木が伐採されている場所があり、念佛宗 無量壽寺(むりょうじゅじ)の展望スポットでした。広大な宗教施設群に圧倒されます。しばし鑑賞。それにしても、すごいですねー。

三草山 畑下山

最後は長い階段を下って畑登山口へ無事下山。車を置いた朝光寺へ舗装路を歩いて戻ります。途中で念佛宗ナーランダ寺院が左手にあります。朝歩いた稜線から見えていた異国風の建物がこの寺院だったんですね。畑コースを下らないと見ることができない景色があり、下山コースを変更したのも悪くなかったですね。

三草山

12時30分車をデポした三草コース登山口へ戻りました。トイレ横の東屋には、クリスマスツリーが置かれていました。頂上のシンボルツリーがイルミネーションされたら家の近くの道路から見えるんですけど。ぜひ、お願いしたい。笑 

きょうは短い半日ハイクでしたが、やっぱり皆で歩くのは楽しいですね。また全員集合しましょう。(^^)/

三草山 久しぶりに全員集合

朝光寺にて

きょうは全員集合して、朝光寺から三草山へ登りました。登る前に探し物。天然記念物のツクバネの実を探しました。

ツクバネ(衝羽根)はビャクダン科の落葉低木で、卵形の果実の先端に4枚の葉が均等に広がって付いているので、羽根つきの羽根のように見えるのが特徴。初夏に朝光寺つくばねの滝周辺で自生しているツクバネを多く見ることができます。全国的にめずらしいそうなので、今度は初夏にまた朝光寺から三草山へ登りましょう。

三草山

頂上スタンプはクリスマスツリーでした。きょうの加東市の最高気温は18度。とても師走とは思えない暖かさで、朝光寺からの急登りで汗をかきました。

三草山 三草コースP

車をデポした三草コース登山口の東屋には、なんとクリスマスツリー! そのうち登山道がクリスマスデコレーションされるとか、ない?

山の様子は次で。

雄鷹台山 ドウダンツツジ紅葉

赤穂市街から手軽に登れる山です。(登山口の駐車スペースは6台ぐらいです。)赤穂パンに寄ってから登山口へ向かいました。登山口9時40分スタート。

雄鷹台山

各合目ごとに標識があり、とてもよく整備された登山道です。

雄鷹台山

すばらしい。途中何度も赤穂市街と瀬戸内海が展望できます。

雄鷹台山

うわっ真っ赤!!^^ ずっと続くドウダンツツジの紅葉道。そろそろ紅葉の時期は終わりですね。満点星の広場?満点星はドウダンツツジのことでした。「灯台躑躅」とも書くそう。だれが植樹したのかは不明だそうです。白い小さな花が鈴なりに咲く春にも登ってみたいです。

雄鷹台山

8号5酌の看板に赤穂藩の印の徳利が吊ってありました。12月14日は討ち入りの日、赤穂市最大のイベント「赤穂義士祭」の日です。今年2023年の大石内蔵助は中村雅俊がつとめるそう。10時35分雄鷹台山頂253m到着。明るい頂上です。

雄鷹台山

展望申し分なし。海が見える山はいいですね。赤穂パンで買った地元の豆乳とお醤油を使ったコッペパンが素朴な見た目でしたが、とても美味しかった。^^

雄鷹台山

頂上に鉄棒がある山は初めて。わいはん食いつく。笑 山頂なのでグルグルすると高度感あるんじゃないのかな。

雄鷹台山

後山への縦走路は樹林のトンネル。下りは岩屑で滑りやすい。

後山

後山も展望が良いですね。わいはん達と一緒に歩いた坂越の宝珠山が向かい側に見えました。

雄鷹台山

雄鷹台山へ戻らず横谷渓谷へ下ります。見ている地図アプリには表示されていない道。テープを追って進みますが、踏み跡はしっかりしています。

雄鷹台山

上流から下って来たので、横谷洞窟の看板を見過ごしました。わいはんが呼び止めてくれました。明治時代に鉱物調査のために手掘りされたそう。横谷渓谷は、湿地あり、砂防堤あり、渡渉あり(大雨の後)、ブランコあり(なんで?)、なかなかアドベンチャーな道でした。登山口の看板の山野草は、この渓谷で見ることができるんですね。

雄鷹台山

横谷渓谷の終点のまこも池には鴨がいました。雄鷹台山は、ドウダンツツジの紅葉目的でしたが、展望抜群、そして下山ルートの横谷渓谷は市街地にほど近い渓谷とは思えない変化に富んだ道で楽しめました。

雄鷹台山 赤穂市

きのう土曜日は赤穂市の雄鷹台山(おたかだいやま)へ行ってきました。いま山陽道の播磨JCTから赤穂IC間が通行止めなので国道の渋滞を心配していましたが、スムーズでした。

雄鷹台山

ドウダンツツジの紅葉で有名な山です。

雄鷹台山

展望も抜群でした。^^

山の様子は次で。

岡田八郎商店 大判焼き 丹波市柏原

平成のトンネルを抜けて丹波市柏原へ。月に2回4日間(毎月第二と第四金曜土曜)だけ営業する大判焼きのお店へ直行。寒い時期の金山下山後のお楽しみ。^^

岡田八郎商店
岡田八郎商店

きょうは並ばず買えました。あんこはトロっ、パンケーキっぽい生地がおいしい。思いがけず明治のトンネルを通り抜けでき、岡田八郎商店の大判焼きを買ってご機嫌で帰路に着きました。(^^)/

金山 明治のトンネル解放中でした^^

千ヶ峰の三谷から丹波市の金山へ移動しました。追入神社を11時過ぎての遅い出発です。野菜の無人販売所をはしごして遅くなりました。^^; 小雨模様だったので、レインウエアの上だけ着ます。

金山

頂上でイベントツアーの方達から、きょうは明治のトンネル内がライトアップされていて通り抜けできると聞きました。それはぜひ歩きたい。

金山

頂上は吹きさらしで寒かったので、雨風を避けるため鬼の架け橋の岩場へ下ります。狭い岩場で先着の単独男性のすぐ隣にお邪魔しました。温かいカップラーメンでほっとする。単独男性は晴れるのを待っているそう。晴れるかなー。

金山 昭和のトンネル

江戸時代の峠越えだった鐘ヶ坂峠から古道を下り、第二駐車場へ出ます。左側へ舗装路を突き当りまで歩くと、昭和のトンネルです。こちらはライトアップされていません。「真ん中を歩いてください」とありました。では昭和へタイムスリップ。

金山 明治のトンネル

丹波篠山側から昭和のトンネルを抜けて、明治のトンネルに向かいます。明治のトンネルは昭和のトンネルよりも上にあります。紅葉が綺麗ですね。今年は急な冷え込みで色が鮮やかです。

金山 明治のトンネル

煉瓦造りのトンネルとしては日本最古です。今年は2023年なので140年前の明治16年(1883年)に完成。それでは、明治の人々が歩いたトンネルを抜けて丹波篠山側へ向かいましょ。

金山 明治のトンネル

トンネル内は燈籠でライトアップされています。当時の氷上郡と多紀郡の郡界表示!これはトンネルに入らないと見ることができませんね。イベント期間で解放中ですが、誰も歩いていません。丹波市や丹波篠山市は観光客で混んでいる時期で、こんな貴重な場所に誰もいないなんてもったいない。

金山 明治のトンネル

丹波篠山市側です。映画の撮影とかに使えそう。丹波市側の開けた明るい入口に比べちょっと寂寞感があります。林道をしばらく歩いて害獣除けのゲートを出ると右側に昭和のトンネルがあり、そのまま下ると金山登山者駐車場です。午後2時半車に戻りました。

金山 平成のトンネル

ちなみにこちらは鐘ヶ坂の平成のトンネルです。(今回は歩いていません。)

では、柏原へ出てぬくぬくの大判焼きを買って帰ります。←次でアップ。^^