車を停めた近つ飛鳥博物館は大阪府河南町にあります。カーナビで辿り着いた博物館は外観が特異で、階段状の建物で一番上に建つ塔は「黄泉の塔」というらしい。下山して入口へ廻って安藤忠雄設計と知る。すごく納得。(笑 写真を撮っていませんので、「近つ飛鳥博物館」でググッってください。いまちょうど観梅の時期で風土記の丘を巡って、博物館の展示を観るだけでもおもしろそうです。

古墳群の中を歩いて平石城跡を辿る道へ出ましたが、コース案内では風土記の丘の見学路を第一展望台を目指すとありました。二上山と南へ延びる山並みが間近に見え眼下に河内平野を展望する好展望所だったらしいのでちょっと残念。でも平石城跡へ向かう道も岩橋山を見ながら歩くとても展望の良い道でした。

左手にゴルフ場が続き、竹林を下って平石集落へ。雪がチラチラしてきました。

大阪府にも棚田があるんだー。いくつかルートがあるようですが、きょうは奇岩の多い道へ。標識に従って山道へ入ります。

わいはんのメールには「急登あり、、フフフ」とあった。出だしからずっと急登りで汗だくになってしまった。寒がりの暑がり。。。ウエアの選択が難しい。

確かに人の顔に見えないことはないですね。胎内潜りは登り返しになるのでパス。頂上近くにある久米の岩橋が山名になったのですか!写真も撮らずスルーしてしまった。。。役行者が一言主神に吉野山へ橋を渡せと命じたが完成しなかったので、一言主神は谷底に幽閉されたそう。その作りかけの岩橋が久米の岩橋だそうで、平安時代の和歌に久米の岩橋がよく出てくるということです。

ダイトレに出合ってからほどなくで岩橋山659mへ着きました。展望がなく縦走なら通過しそうな場所です。地面にダイヤモンドトレール岩橋山と刻まれた頂上標が埋め込まれていました。風はないのですがキンキンに冷えてすごく寒かったです。地味な岩橋山も250コースのひとつです。だんなとふたりではなかなか足が向かなかったと思います。

ダイトレ名物の階段。下りはまだしも登りで階段は苦手です。階段を避けて斜面に足を置いて滑って尻もち。おニューのウエアに泥がべったり。。。(泣

復路は平石峠を経て平石集落へ出ます。泉南地方も去年9月の台風被害が酷かったエリアです。復旧工事が終わっていない場所もありました。

5時間30分ほどのコースでしっかり歩きました。近つ飛鳥風土記の丘は29ヘクタールに102基の古墳があり40基を見学できるよう整備しているそうです。近つ飛鳥博物館はホールのトイレをお借りしただけ。イオンモール堺北花田で世界一大きな無印良品を見学するよりも、近つ飛鳥博物館を見学したほうが良かったでしょうか。。。