部屋の片付けが済んでないので遠出はできないけれど、梅雨の晴れ間は登っておかないと来週末は雨かもしれない。三草山よりしっかり登る山となると西光寺山かな。日曜日りゅうの連れてってけワンワンを振り切って車を出す。
西脇市側の登山口は中畑林間ファミリー園。車は一台も停まっていなかった。広場に上がるとキャンプ場なのでトイレ棟があります。午前9時40分出発。
林道をしばらく歩いて階段登りが始まります。もとは行場で信仰の山です。
お堂を過ぎしばらく登るとこぐり岩。「西光寺山の金の鶏」の説明板がありその上には文字の刻まれた岩が祀られています。このあたりからいよいよ岩の多い段差の大きな急登りとなります。
海岸性の樹木であるウバメガシの群落が続きます。内陸部での群生は珍しいそう。西光寺山を選んだのは登山道に下草が少ないから。ヒル、マダニ、マムシ、毛虫などにはできたら出合たくない。それに北側斜面の登山道で陽射しもいくぶんましで風が通る。そのかわり冬は寒いですけれどね。
ウバメガシ群落の説明板とベンチがある広場で一息入れます。広場からもまだまだ登りが続き、最後はロープの張られた急斜面を登ると頂上です。
11時過ぎに頂上712mへ到着。木々が繁って残念。以前は篠山の今田町を眼下に播州の山々を望めその向こうに六甲山も見えました。
高床式の東屋でお昼ごはん。立ち上がると北側には千ヶ峰や妙見山が見えます。前は座っていても見えたのですが。。。標高差550mの急登りの山なので頂上の展望が良くないとリピートしないですよね。同じ急登りなら千ヶ峰のほうが断然良いのですがこの時期はヒルがいるので遠慮しています。
さっさと帰って部屋の片付けをしましょ。急ぐといっても急下りなので怪我しないように慎重に。12時45分無事下山。誰にも出会わない山でした。夏の低山の必需品「うちわ」は虫追い払いにも役立ちます。あっ虫除けオニヤンマを着けてくるのを忘れた!(笑