白鷺が飛翔している姿からサギ草。純白です。きのう日曜日は大津市にある湖南アルプスの笹間ヶ岳に登りました。
カテゴリー: 山歩き
天狗倉山 暑い暑い山の日
朝の天気予報では日中の最高気温が35度を超える予報。台風の影響で南風なので蒸し暑いだろうな。でも明日から台風接近で天気が不安定。歩ける時に歩こう。
南紀で帰省中に山歩きとなると熊野古道を歩くことが多い。でもきょうは山の日なの、できたら展望が良い山へ行きたい。ということで熊野古道の途中から登れる尾鷲の天狗倉山へ向かいました。誰も歩いていません。。出だしから汗だく。
尾鷲側から登ります。石畳に岩湧山で見かけた小さな花が咲いていました。
馬越峠には誰もいませんでした。道の駅海山側からも登ってくる人は少ないのかもしれないですね。水分補給をして右手の登山道へ入る。
天狗倉山への急登り。汗ポタポタ。足が上がらん。。。目がチカチカするって、熱中症の初期症状か?
前方に母子のハイカーが見えます。頑張って登っている小さな女の子。せっかくなので一番乗りしてもらいたい。抜かさないように少し距離を開けます。頂上へ登る梯子を躊躇されていたので、ここは先に登らせていただく。
天狗倉山522m頂上の大岩は珍しく私達ふたりだけでした。爽快な景色。大台山系や尾鷲市街から太平洋までが一望できる。暑さでヨレヨレでしたがやっぱり登って良かった。^^
端っこの木陰で早めの昼食。凍ったペットボトルのお茶で生き返りました。しばらくすると家族連れのグループが到着したよう。頂上に登ってこないで祠の前で昼食をしています。話しの様子では鉄梯子がネックのよう。天狗倉山は大岩からの展望が良いのでもったいないです。
大岩を下りて、向かい側の岩に登ると尾鷲市街と太平洋が眼下に広がります。海は静かですが台風の影響でうねりがすでに発生して、今日開催予定だった那智勝浦町の花火大会は延期になりました。夜はりゅうと海で花火を観るのを楽しみにしていたので残念。今年のお盆は15日に西日本に台風が上陸予想で行事予定が大きく変わってしまいました。
下りてから、尾鷲のおとと市場で焼菓子シェルレーヌと中山商店さんの花かつおを買って実家へ戻る。
天狗倉山 山の日の山登り
8月11日は帰省中だったので、尾鷲の天狗倉山に登りました。「山の日」ですが誰もいない天狗倉山の頂上。この日の尾鷲は最高気温37度。標高522mの低山ハイクは無謀でした。。。むこうに見える大台ヶ原なら涼しかったかな。
それにしても暑かった。。。山の様子は次で。
岩湧山 桔梗咲く草原
きょうの登山口は岩湧の森です。上部の2番駐車場へ停めることができました。9時45分出発。すでに暑い。。。
石畳の遊歩道からスタート。やぶ蚊はびすはんのザックの蚊取線香が効きそう。
遊歩道の秋海棠(シュウカイドウ)は初めて見る花。秋の花だそうですが咲き始めていました。江戸時代初期に日本に入ってきた外来の園芸種で、お供え花としてシュウカイドウが植えられた岩湧寺は有名な群落地なんだそうです。
途中の四季彩館は管理人がいます。トイレ棟は別棟です。
岩湧寺を抜けて舗装路を少し進んだ案内板のある場所から登山道へ。いわわきの道から登り、健脚者向きの急坂(兼松新道)で下山する周回コースですね。すべてわいはん達におまかせします。
いわわきの道は気持ちの良い自然林の中を登ります。途中の展望所で小休止。草刈り作業の方達も休憩中でした。希少種のシダがあるそう。でも普通のシダとの違いが見ただけでは全くわからなかったです。山は案内人と一緒に登って観察すると倍楽しめるんですよね。
ダイトレに出合うと杉や桧の美林の広い登山道に変わり、ダイトレ名物の階段登りが始まる。暑いしきついわ。(笑 四季彩館へ下る道が合流する地点が東峰です。
ヤマジノホトトギス!不思議な形ですね。岩湧山では秋にセトウチホトトギスの群生を見ることができるようです。秋にまた登りたいですね。
東峰から下ってトイレ棟を見送るといよいよ岩湧山への登りです。先を行くわいはん達が這いつくばるようにカメラを構えています。何の花?ヒメヤブラン?初めて見る小さな花。草に紛れてだんなとふたりだったら知らないままですね。
このオオナンバンギセルも初めて見ました。寄生植物なんですか!イネ科の植物に寄生して栄養を吸収して生長するため、寄生された植物が枯れてしまうこともあるそう。ピンクが綺麗で歓声を上げたのですが、知ると妖しい色だ。(笑
夏の草原。良い景色です。暑さに喘ぎながら(笑、登ったかいがあります。
お昼前に頂上着。次々にハイカーが到着して賑わっています。カヤト平原の広がる岩湧山897mは、展望抜群ですが残念ながらきょうは霞んでぼんやり。陽射しがきつく風がないので、標高がそこそこあるわりに暑い。冷えたスイカを持ってきて正解だった。
桔梗は岩湧山の南側に咲くようで、滝畑ダムへの道を少し下ってみます。たくさん咲いていました!夏の岩湧山はキキョウが有名なんですね。紫の桔梗の花言葉は「気品」。草原に咲く桔梗。きょうはこれだけで嬉しい。
桔梗を観て登り返します。滝畑ダムへの登山道は草原が広大です。途中にベンチがあるので、頂上から下って高原の景色を楽しみながらランチして登り返しても良いですね。
カワラナデシコ。秋の七草のひとつですね。ヒグラシも鳴いていました。もう山の上は秋の気配でしょうか。そうそう、東峰分岐でびすはんの手に大きな青みがかった綺麗な蝶がとまりました。もしかしてアサギマダラだった!? 岩湧山の過去レポにアサギマダラを見たと書いている記事がありました。海を渡る蝶なんですか!!
東峰から急な兼松新道を下って40分ほどで岩湧寺へ下山。大杉谷ボランティアが中止になって、急きょわいはん達の岩湧山に一緒させてもらいました。この機会がなかったら岩湧山の花を知らないままでした。ありがとう。
岩湧山 花が多いですね!
先週末は大杉谷ボランティアの予定でしたが、紀伊半島沖に台風発生で前日に中止が決まる。パッキングしたザックを前に気が抜けてしまった。。日曜日は晴れそうなのでわいはん達の岩湧山に便乗させてもらうことにしました。
岩湧山は秋のススキが有名ですね。夏はキキョウの花が有名なんですか!今回登らなかったら秋の岩湧山しか知らなかったです。山は季節ごとに楽しみがあります。初めて出合った花もあって、暑さの中頑張って登ったかいがありました。
山の様子は次で。
岩屋山 パラグライダー見学
三連休の初日は休日出勤しただんな。日曜日は雨だったので、まったりしたかったようですが壁塗りをしてもらいました。家具を置いていた跡が消えすっきり。壁紙を張り替えるよりずっと安上がりでした。だんなの手間賃?夕食のグレードアップでOKです。(笑
月曜日は朝からりゅうを連れて北へ向かったのですが、丹波市に入ると時雨模様。晴れるんじゃなかったっけ?犬を連れて雨の山歩きはめんどう、でもお昼ご飯は山の上で食べたい。ということで岩屋山へ行ってみることに。林道は丹波少年自然の家キャンプ場が起点でした。
先着の若い男性がひとり。山ウエアにザック姿だったのでハイカーだと思っていましたが、パラグライダーのインストラクターでした。検索すると日本チャンピョンの経験が三度もある有名なパイロットでした。天気が回復してきてお昼ご飯が終わる頃には続々と大きな荷物を担いだ方達が到着。
間近でパラグライダーのフライトを見学します。それにしても重装備!といってもパラグライダー本体の重さは4キロほどで、背負う荷物は10キロぐらいだそう。
後を向いてスタンバイしている方も。離陸する直前に前を向いていました。背負っている大きなザックのようなものがハーネスで、ハーネスに座ってパラグライダーを操作します。GPS、高度計、昇降計などのモニターが胸元にセットされているんですね。装備を揃えるのにいくらかかるのか尋ねると、「総額で60万円ぐらいです。」って。パラグライダー本体だけで35万円~50万円!!。。。山の装備安っ。(笑
丹波市青垣町は山に囲まれた地形でパラグライダーに最適な上昇気流が年間を通して発生、岩屋山は600mの高さから離陸する関西一の上級者向けフライトコースなんだそうです。
離陸に失敗することもあるようです。下にネットがあるとはいえ、すごい斜面なんですけど。。。
エキスパートになると広島県の新見市をテイクオフして兵庫県丹波市まで飛んでくるんだそう。高く上がると山々の起伏が平坦に見えるとおっしゃっていました。国内遠征だけでなく海外へも飛びに行っているんだそうで、最近スクールではイタリアへ行ったとか。タンデム(インストラクターと一緒に飛ぶ)体験料金は11,300円と聞き、一度ぐらいは空を飛んでみようか?(笑
山の情報ひとつ。岩屋山にヒルいました。インストラクターはヒル避けスプレーを持参していました。前に登ったのは晩秋と今年は1月の雪山だったので、ヒルがいるとは全く知らなかったです。下から登っていたら大騒ぎしてました。
西光寺山 ウバメガシ群落
部屋の片付けが済んでないので遠出はできないけれど、梅雨の晴れ間は登っておかないと来週末は雨かもしれない。三草山よりしっかり登る山となると西光寺山かな。日曜日りゅうの連れてってけワンワンを振り切って車を出す。
西脇市側の登山口は中畑林間ファミリー園。車は一台も停まっていなかった。広場に上がるとキャンプ場なのでトイレ棟があります。午前9時40分出発。
林道をしばらく歩いて階段登りが始まります。もとは行場で信仰の山です。
お堂を過ぎしばらく登るとこぐり岩。「西光寺山の金の鶏」の説明板がありその上には文字の刻まれた岩が祀られています。このあたりからいよいよ岩の多い段差の大きな急登りとなります。
海岸性の樹木であるウバメガシの群落が続きます。内陸部での群生は珍しいそう。西光寺山を選んだのは登山道に下草が少ないから。ヒル、マダニ、マムシ、毛虫などにはできたら出合たくない。それに北側斜面の登山道で陽射しもいくぶんましで風が通る。そのかわり冬は寒いですけれどね。
ウバメガシ群落の説明板とベンチがある広場で一息入れます。広場からもまだまだ登りが続き、最後はロープの張られた急斜面を登ると頂上です。
11時過ぎに頂上712mへ到着。木々が繁って残念。以前は篠山の今田町を眼下に播州の山々を望めその向こうに六甲山も見えました。
高床式の東屋でお昼ごはん。立ち上がると北側には千ヶ峰や妙見山が見えます。前は座っていても見えたのですが。。。標高差550mの急登りの山なので頂上の展望が良くないとリピートしないですよね。同じ急登りなら千ヶ峰のほうが断然良いのですがこの時期はヒルがいるので遠慮しています。
さっさと帰って部屋の片付けをしましょ。急ぐといっても急下りなので怪我しないように慎重に。12時45分無事下山。誰にも出会わない山でした。夏の低山の必需品「うちわ」は虫追い払いにも役立ちます。あっ虫除けオニヤンマを着けてくるのを忘れた!(笑
六甲山 谷上駅から摩耶山越え
土曜日は三ノ宮へ出るため六甲山を越えました。車は神戸電鉄谷上駅向かい側のコインPへ停める。(1日600円)9時50分スタート。
谷上駅の右手丸山谷沿いの山田道へ。市立森林植物園を目指します。前を歩くグループは清掃ボランティアの方達。山の会の名札でした。
1時間ほどで神戸市立森林公園へ登り着きます。紫陽花が有名です。入園料300円也。兵庫県在住で65歳以上の人は無料です。(免許証などを提示)あじさい坂はまだ7分咲きくらい。園内では六甲山の特産種紫陽花、シチダンカも見ることができますが、きょうはアジサイ坂だけでスルー。
この時期は園内に鈴蘭台の和菓子屋さんが出店します。お目当ては時期限定のあじさい餅。今年は色が濃いですね。SNS映えを意識してでしょうね。(笑 こし餡とつぶ餡が良い具合に混ざって美味しいです。
東口から森林植物園を出て東門で徳川道へ入る。摩耶山方面へ30分ほど歩くと桜谷道出合。沢を渡り右手へ。桜谷道の急登りが始まります。六甲山系は〇〇道と表示されるので○○道がどこへ向かいどこへ合流するのかわからないと道が縦横に交差するので道迷いします。地図は必携です。
45分ほど頑張って登って12時25分摩耶山菊掬台へ到着。まずは展望台へ。
神戸市街を一望。何度来ても見飽きない。休憩棟へ向かわずそのまま展望台のベンチで昼食にします。風があって涼しく汗が引きました。
きょうは六甲全山縦走路を下らず、上野道で摩耶ケーブル下へ下山します。石段を下って行くと大木がなぎ倒され案内板が潰れていました。旧天上寺の親子杉であることと平成30年の台風21号で倒れたとの説明が付けられていました。それにしても台風21号の風は凄まじかったんですね。
午後2時5分摩耶ケーブル駅へ下山。駅のトイレで汗を拭きTシャツを着替え消臭剤を体中に振り撒き、バスで三ノ宮へ出ました。三ノ宮へ出たい時の摩耶山越え。トレーニングにはなりますが夏場は汗だく。着替えと消臭剤は必携です。(笑
三草山 賑わっています
土曜の朝、山の支度をしているとだんなの携帯が着信。職場からでした。。。土曜の山行きは中止。で、日曜日に近くの三草山に登りました。
午前10時30分三草コースPを出発。りゅうを連れて行くので、登り出し分岐で人が少ない三草古道コースへ入ります。
梅雨入り間近で蒸し暑い。りゅうにも水分補給。2L余分に水を担ぐことになるのでそれなりにトレーニングにはなるかもね。
樹林がきれ露岩に出ると昭和池が見えます。ここから稜線まで急登りになります。下ってくる方が見えりゅうを呼び止め脇に寄ります。黒いものが急に現れるとびっくりしますよね。。。すみません。前に氷ノ山で突然目の前に大型犬のダルメシアンが現れたときは叫びましたっけ。(笑
11時40分三草山頂上へ到着。お~ベンチが新しくなってる!!
頂上のスタンプは雨蛙。前回はお雛様だったので3ヶ月ぶりです。相変わらず賑わっていますね。隣のベンチのシニアの男性は神戸から。ご夫婦で北アルプスなどを頻繁に登っていたようで、ずいぶん詳しい。雲ノ平は行かれましたかって尋ねられ、「ハイ行きました」と答えられたのがちょっと嬉しい。(笑
SNSを意識した記念撮影用の看板ができていました。年月日は替えられるように数字板が用意されています。三草山の登山口が整備されてからハイカーはうなぎ上り。ほんとに人気の山になりました。あれれ、りゅうちゃんお疲れ?
下山は鹿野コースから昭和池へ戻ります。稜線をアップダウンしながら下る、三草山で一番長いコースですが展望が良く風があって気持ち良い。
鹿野コース最後で右手の昭和池周回へ右折。昭和池からは対岸に三草山、右手に歩いてきた稜線が展望できます。
昭和池の堰堤を下りきると三草コースPです。13時40分無事下山。そのまま西脇のバーガークレージーさんへGO。お店が最新号の「あまから手帖」肉特集で紹介されました。自宅待機で切干大根、ひじきの煮物などこのところ食卓がとても地味。ジャンクなものが食べたい衝動にかられました。(笑
矢筈山 西脇市
きのう日曜日は西脇市の矢筈山(やはずやま)へ。西脇市街の展望が良い山です。
きょうは多いですねー。準備しているともう一台到着。加古川から来たという若い女性でした。しばらく来ないうちに人気の山になった? 10時20分出発。
登山口にこんな告知が!やっぱり登山者が増えたんですねー。5回目なので一番の条件はクリア。すでに「矢筈山の会」の仲間ですね。^^ 登山口脇に新しい赤テープを見つけて踏み跡を辿るが不明瞭に。引き返して再スタート。。。
ほとんどが階段で整備されています。段差が大きい場所には補助板があり、残り距離のカウントダウンもあり、シニアにやさしい。(笑
西脇市街が一望できます。先着5名。やっぱり賑わっていますね。
矢筈山363m頂上。祠と休憩所があります。西脇市街の展望を楽しみながらまったりできます。グループの方達が登って来たので先へ進みましょ。
三角点は縦走路を市原方面へ少し進んだ場所にあります。山城があった場所で展望はありません。
矢筈山頂から市原へ縦走するのは一年ぶりです。これが意外とアップダウンがあってトレーニングコースです。滑りやすい急斜面にはロープがあります。
で、下ったら登り返し。。。いくつもピークを登り下り。で、毎回言う。「こんなにアップダウンがあったっけ?」(笑
展望が良いピークでお昼ご飯。後半のほうが展望が開けます。
まだいくつもアップダウンがあります。。。なかなか手強い。
ドウダンツツジ!今年も咲いていました。ほぼ終わりかけですね。最後の下りはツツジが多いです。
ドウダンツツジを見ながら歩いていると前を行くだんなが「ヤバい!」って突然立ち止まる。うわっマムシ!!道の真ん中。。。りゅうと後へ下がる。木切れを投げつけるが逃げない。大きな枯れ枝で斜面へ落とそうとすると威嚇してくる。「こいつファイターや」「感心せんでええから早よ退けて」掃くようにして斜面へ追いやり無事通過。
13時20分市原峠へ下山。去年はマダニに取りつかれ、今年はマムシと遭遇。矢筈山縦走なかなかワイルド。(笑 登山口へは1時間程歩きます。舗装路を下って市原の集落へ。杉原川沿いを歩いて西脇市街へ戻る。14時30分車に戻りました。車二台で行って一台を市原峠へ停めると戻りの1時間をカットできます。