先週9日土曜に三尾山から黒頭峰を繋げたので、気が変わらないうちにきょう16日に金山まで繋げることにしました。金山を下山してから、歩いて戻ることができる高蔵寺から黒頭峰へ登ることにします。
高蔵寺は枝垂れ桜の名所で、この時期は入山料が要りました。ひとり300円を支払って境内へ入ります。本堂できょうの無事をお願いしました。車道突き当りのゲートを開けて、9時15分スタート。
きょうの核心は出だしの黒頭峰分岐までの登りでした。スタートすぐから焦ります。ゲート前の尾根へ登る取り付きがなく、登りやすい場所を探す。右手へ回って、切り倒された丸太や木の根を掴んで急斜面をよじ登る。で、道はどこ? GPSを見ながら、歩きやすい場所を登って行きます。
尾根が分断されているようです。作業路に出て、またすぐ右手前方の尾根の斜面へ取り付きます。作業路へ出る、尾根へ戻るの繰り返しを三度。GPSを確かめて、登山道を外してないので進みます。地籍調査のピンクテープはありましたが、先週の夏栗山、黒頭峰のようなテープはありません。
やっと、登山道へ出て安心しました。^^ 既視感あり。台高の山でこんな鹿除けネットの脇を重い荷物を担いで稜線に登ったなって、あの頃はGPS持ってなかったなって、なつかしい話をしながら歩く。
笑っていたのも束の間、道がなくなりました。。。滑ってもネットに引っかかるから大丈夫やろって言いながらも、ザレて滑る急斜面のトラバースに緊張。前方に見えるのは夏栗山です。先週歩いた登山道が見えて、進んでいる方向は間違いない。
黒頭峰と夏栗山の鞍部近くなって、道がはっきりしました。分岐まで出たら先週歩いた道なので大丈夫です。
鞍部へ出て左手の黒頭峰へ向かう。植林帯の急斜面が自然林に変わると頂上が近い。三尾山からの縦走路分岐を過ぎると、目の前が黒頭峰頂上です。
10時20分黒頭峰620m到着。ここで、すでに達成感あり。(笑)
縦走路へ出ると、要所要所にこのような標識があります。先週9日に比べ気温は10度近く下がり、それに稜線上は強風で体感温度はもっと低い。ジャケットの下にベストを着て、手袋を着ける。黒頭峰からの下りは急で、濡れた落葉で何度も滑る。
登り返して、10時55分奥坪山554m着。奥平山と地図にメモしていましたが、奥坪山ですか。展望ないです。頂上標識がなければ通過してしまいます。
こんな立派な標識があるのに、真っすぐ稜線上を進もうとして夫に止められる。下るのね。瓶割峠へ下ります。
11時25分。「東瓶割峠です」って標識あり。縦走路には、この先に西瓶割峠があります。
はい「西瓶割峠です」に出ました。11時34分です。東瓶割峠から10分ほどですか。ここから左手へ鐘ヶ坂のトンネル方面へ下る道があります。
明るい道になってきました。風裏に入ったのか暖かくてほっとします。瓶割峠から鐘ヶ坂峠へ向かう途中に譲葉山への分岐がありました。ラミネートされた地図が木に括りつけられていました。この分岐点で縦走路は左へ折れます。
鐘ヶ坂峠へ下る斜面は崖ですね。。。左手側へ回り、木にすがりながら踏み跡を辿って慎重に下る。
12時10分鐘ヶ坂峠到着。ここから金山まで30分かからなかったと思うので、昼食は金山に着いてからにします。斜面右手へ回り込んで尾根に上がります。
金山の手前で黒頭峰が展望できる場所がありました。金山頂上までもうひと登りです。
12時40分きょうのゴール金山540mへ到着。金山頂上手前までは誰にも出会わない静かな山でした。縦走路上は標識もテープもあって歩きやすい道です。きょうは最初の黒頭峰で達成感があったので、金山では「はい、お疲れ様」で終わりました。(笑)風が強く寒いので、昼食は鬼の架け橋の岩陰へ移動します。
岩壁にヒカゲツツジの群生!! そういえば、金山にもヒカゲツツジが咲くんでしたね。恐ろしい場所なので腹ばいになって撮りました。(笑)
昼食を食べている場所で、下にピンクテープがあることに気付く。昼食が終わってからテープを辿ってみます。岩壁の群生地に出ました。左側は崖で、恐々近づく。
頂上で50分ほど過ごし、午後2時10分追入神社へ下山しました。大山集落を歩き高倉集落の奥にある高蔵寺へ戻ります。
追手神社で春の花を観賞したり、ブランコのあるカフェを眺めたり、道端で野菜を買ったり、気になる看板のお店を見たり、農園にいた60キロもある大型犬バーニーズを触ったり、道草しながら午後3時40分高蔵寺の駐車場へ戻りました。(道草しなければ1時間ほどで戻れます。)前方の山は夏栗山です。^^
長いレポに、おつきあいありがとうございました。お花のことは追記します。