丹生山系西側の縦走路、丹生山、朝日山、シビレ山の三つの山を登って衝原(つくはら)湖へ下山しました。午前10時過ぎスタートです。
車は今回も有料駐車場(500円)へ停めました。車のナンバーを記入して500円を料金箱へ入れます。きょうは駐車場の持ち主がいました。丹生山への登山口は橋を渡って右手のサイクリングターミナルのトイレ棟の裏です。わかりづらいです。
義経道を登ります。源義経が三草山の合戦で平家に勝利して、鵯越に向かう時に通った道だそう。偶然ですが、先週は三草山でした。きょうは明石へ出る用事があって、このエリアで登っていない山を探して、シビレ山が見つかりました。名前がおもしろいので行ってみようと単純な理由です。
義経道の出だしは、暗くて笹が茂りジメッとした感じです。登るにつれ木々の隙間から展望のある明るい山道になります。途中に昔頂上付近にあった明要寺の僧達の墓があります。尾根へ出て表参道と合流、広い道となって丹生山へ向かいます。
丹生山には丹生神社と丹生山城跡、寺院跡があります。平清盛が神戸福原にいた時は毎月丹生神社へお参りしていたそう。丹生山系の最高峰は稚児墓山ですが、歴史的には丹生山が重要なんですね。
午前11時丹生山515m頂上へ到着。境内の左手に南側の展望場所があります。伐採されて、展望が良くなっていました。特に思い入れがある山でもないのですが、3度目です。3年前はりゅうも一緒でした。心臓が悪く老犬でもう一緒に山へ登ることができなくなりました。
帝釈山分岐を左手へ、巻道を行きます。三木の不動滝からの分岐を過ぎ、すぐ左手へ入る。ロープのある急坂を登りしばらく進み、縦走路から少し外れた朝日山512mの頂上を踏みます。狭いピークで展望も良くない。踏み跡をそのまま進んでしまい、引き返す。頂上から左手へ下ると縦走路へ復帰します。
ちょうど12時に目的のシビレ山465mへ到着。女性ふたりが食事中でした。私達も少し奥でお昼ごはんにします。展望がなく、特徴もないのでプレートがないと通過しそうなピークです。石のかわいいイラストだけきっと覚えています。^^
シビレ山の頂上からそのまま下って、鉄塔の下へ出ました。実はきょう歩く予定だった「太陽と緑の道」23番コースは、シビレ山からもとの道へ引き返して縦走するコースです。この時点で道を誤ったことに気が付いていません。。。
眺めのよい場所へ出ました。展望の良いザレた明るい道を下って行きます。「太陽と緑の道」の道標がないねと話しながら、でも道がはっきりしてるし、きょうは地図アプリ使ってるし大丈夫だと確認を怠る。。。
展望の良い道から、急下って嫌な感じの暗い道へ。テープはあるし、低山あるあるなのでそのまま進む。ジメジメした沢を右へ左へ渡って、最後は登り返しとなる。四辻の分岐に出ました。じっくり地図を見る。シビレ山から下ってきた道が間違っていた!この分岐で「太陽と緑の道」へ復帰しました。。。
縦走路には、「太陽と緑の道」道標が何度もありました。展望の良い道ですが、同じ景色で意外と長い下りで変化がなく飽きてきます。
万願寺分岐を過ぎて西神自動車道の丹生山トンネル上に最後の小ピークがあり、そこから沢へ下ります。雨の後は滑りやすそうな道です。茂っていてうっとおしく、早く抜けたいので急ぎ足になります。
前方が明るくなって、午後2時前に衝原湖畔へ下山しました。ここからは舗装路歩きです。
衝原湖畔のサイクリングロードを40分ほど歩いて駐車場へ戻ります。衝原湖から登るルートが何本かありますが、取り付きがよくわからなかったです。
BE KOBE!メディアで衝原湖畔のサイクリングロードにもあると紹介されていました。きょう歩かなかったら、見ることがなかったです。ちょっとしたご褒美でした。^^ 午後2時40分駐車場へ戻りました。