妙法山 紀南の山 

先週妙法山の阿彌陀寺へ「髪上げ」に行ってきました。熊野地方の古からの風習です。平安時代に熊野へ参拝に来た人々が極楽往生を願って自らの頭髪を納めたのが始まりで、鎌倉時代からは親族が亡くなった時にその遺髪を妙法山に納めるようになりました。

妙法山阿彌陀寺
妙法山阿彌陀寺

納骨堂に遺髪を納めた後、必ず一人ずつこの鐘をひとつ撞いてから山を下ります。

妙法山 見晴台

山の情報です。妙法山は紀州の南端に位置する標高749mの山です。一番遠くから富士山が見える山として知られています。アサマリンドウの群生を見ることができること、紀伊半島特産のキイジョウロホトトギスを見ることができること、そしてアサギマダラが卵を産み付けるキジョランが自生していて、羽化したばかりのアサギマダラが飛ぶ姿を見ることができること、今回初めて知りました。

勝浦漁港から妙法山を見る

一番左手の山が妙法山です。大門坂から那智山へ、那智山の鐘楼の裏手から大雲取越えの熊野古道を登り、途中の分岐から古道を歩いて妙法山へ登ることができます。もしくは、那智高原公園まで登り妙法山へ向かうこともできます。頂上には奥の院浄土堂があります。熊野灘を一望できる見晴台は阿彌陀寺を少し下ったところです。

三草山 今年も登ります

すみません、先週土曜日の山です。飲物を持たずに出発して引き返したのが7日でした。先週登る予定だった山桜のコースから鹿野コース3番へ登ります。

三草山

駐車場を10時過ぎに出発。令和6年初めての三草山です。快晴です。午後から天気が崩れる予報ですがどうなんでしょうか。

三草山 山桜のコース

鹿野コース3番へ出る山桜の道。(勝手に山桜の道と呼びます。)今年はこの桜の満開を見たいな。

三草山 8合目

8合目から三草山を眺める。あれれ、にわかに曇ってきました。やっぱり午後早くには雨が降り出しそうです。

三草山

11時40分頂上着。頂上には一人だけでした。頂上スタンプは鏡餅。ベンチでカップ麺の用意をしていたら、登ってきた人から「〇〇さん?」って声がかかる。夫の知り合いでした。地元の山なので、たまに知り合いに出会います。

三草山

雨が降り出す前に下山します。下山は古道コースにします。森の中を歩くので少しぐらいの雨ならレインウエアを着なくても大丈夫です。炭焼古道コースとの出合で12月に一緒に登ったニッシーさんとばったり。今年もよろしく。(^^)/

午後1時過ぎ駐車場へ戻る。登る前は、また三草山かって思いながらも、飽きずに登っています。^^ 

角尾山 播磨中央公園から登る

先週日曜日の山、角尾山です。

角尾山

コンビニから三草山へ戻らず、播磨中央公園へ向かいました。扇山から角尾山へ縦走することにします。10時20分出発。急登を頑張って展望台へ。左手に三草山が見えています。駐車場は草地までいっぱいだったので頂上は賑わっているだろうな。

扇山

五峰山(扇山)は木々が葉を落としている冬は少し展望があります。そのまま稜線を歩いて奥の谷分岐へ向かいます。以前に比べると道は明瞭でよく歩かれていますね。

角尾山

奥の谷から3つのピークをアップダウンします。岩尾根で展望良いです。西脇市の芳田から登ってくる道と出合うと頂上は近いです。最後はロープの張った急登り。

角尾山

12時15分頂上着。きょうはめずらしく頂上に2パーティ、7人もいました。兵庫県北部は雪の予報だったのですが、千ヶ峰ももっと奥の山々も白くないですね。確かに寒いのですが、冬用のジャケットなしで歩けるので今年はやっぱり暖かい。

角尾山

すぐに皆さんが下りてしまいました。岩陰で風を避けてお昼ご飯。展望良いです。灌木が刈り払いされて、頂上が広くなったように感じます。12時45分下山開始。

五峰山 光明寺

下山は光明寺経由です。地元のお寺にもお参りしましょ。7日ですが、出会った参拝者は数人だけでした。駐車場から、傾斜のきつい坂を登るので敬遠されてしまいますね。下りもきついです。膝が痛くなります。午後2時40分車に戻りました。

で、きょう13日は三草山でした。

国宝浄土寺 小野市 

車で30分かからない場所にあるのに、浄土寺へお参りしたことがありませんでした。6日は柏原八幡宮、きのうは角尾山の帰りに五峰山光明寺へ、そしてきょうは小野市の浄土寺へ。阿弥陀堂で対峙した国宝の阿弥陀三尊立像、その神々しいお姿にひざまずいて手を合わせました。(拝観料500円)

国宝 浄土堂

内部は撮影禁止です。阿弥陀三尊立像が祀られるこの浄土堂は、作り方が大仏様(天竺様)という特異な様式で、東大寺南大門とともに全国にただ二つしかない特別な建物だそうです。

塔頭寺院歓喜院 おみくじ

浄土寺から歩いてすぐの塔頭寺院歓喜院でおみくじを引きました。副住職手作りというかわいいおみくじ、好きなものをひとつ引きます。私は福ねこを、夫はりゅうちゃんに似た黒い犬?(いや猫ちゃうか)を引きました。一体700円でなかなか高級なおみくじです。^^;

塔頭寺院歓喜院 おみくじ

な、なんと夫は柏原八幡宮に続いてまたも大吉。奥様は末吉から小吉へワンランクアップしましたが、神頼みではなく自助努力で今年乗り切れということですか。精進しよう。^^;

きのうは三草山から角尾山へ変更。今年もりゅうちゃんの介護が優先で、近場グルグルです。めずらしく角尾山で3パーティに出会いました。すみません、山の様子は次で。

初詣は柏原八幡宮

電車で帰省したので熊野三山での初詣ができずに戻りました。きのう丹波市柏原にある厄除けで有名な柏原八幡宮へお詣りしてきました。

柏原八幡宮

去年12月に令和の大修造で屋根が葺き替えられ、本殿は立派な姿です。1024年に京都の石清水八幡宮の丹波別宮として創建されたとのことなので、今年が創建1000年ということです。何も知らずに来ましたが、なんかご利益あるような。御神籤は末吉で残念、これから徐々に上向きになると前向きにとらえました。^^

柏原八幡宮

手水舎には花々が活けられていました。

ラーメン凰(おう)

お昼ご飯は播州ラーメン。西脇の道の駅のすぐそばに、去年12月に播州ラーメンのお店がオープンしました。ラーメン凰(おう)さん。入ってみよう。甘口でまちがいなく播州ラーメンでした。^^ お客さん次々入ってきてました。

で、きょう日曜は三草山に向かいましたが

三草山

昭和池まで歩いて、「池の水少ないなー。」ってだんな。ああっ、水!! 飲物持って来るの忘れた。。。(>_<) 一本も持ってないわ。駐車場の自販機へ戻りましたが、稼働してなかった。なんでや? 結局コンビニまで戻り、出鼻をくじかれたので目的地を変更しました。

山の様子は次で。

帰省しました。

明けましておめでとうございます。元旦の能登の地震でお正月気分ではなくなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。

いつも新大阪駅で乗っていた「特急くろしお」に、大阪駅から乗りました。新設されたホームは、高速バスターミナル側の地下にあるので乗り換えは便利です。でも地下へ下りる道がわからず焦りました。

戻る日のお昼ごはんは、妹の案内で那智勝浦町二河にある古民家カフェ「暮らすこと」でビーガンランチをいただきました。熊野古道大辺路の二河峠の看板がある道を、二河川沿いに山へ向かって狭い生活道を辿ります。

古民家カフェ 暮らすこと

こんなところに!こんなカフェ!! ナビがないと辿り着けません。

古民家カフェ 暮らすこと

南向きの明るい座敷にテーブル席が4つ。庭の眺めが良い席に案内されました。13品が彩りよくワンプレートに盛り付けられ、お野菜出汁のお味噌汁と玄米ご飯でした。食後にオーガニックの紅茶とケーキをいただき、これで2050円はお値打ちです。

古民家カフェ 暮らすこと

駐車場には桜の老大木がありました。桜の頃にまた来たい。丹波篠山市や丹波市で古民家カフェに行きますが、ロケーション、室内の雰囲気(トイレも含む)、接客、もちろん一番にお料理ですが、文句なしの星三つ。個人の感想ですが。^^

りゅうちゃんメリークリスマス

知り合いのお姉さんからりゅうちゃんにクリスマスプレゼントが届きました。^^

ワンちゃん用クリスマスケーキ

めちゃかわいい。(*^^*)

ワンちゃん用クリスマスケーキ

原材料は自家製カッテージチーズ、さつまいも、卵、米粉、紫いもパウダー、かぼちゃパウダー、ほうれん草パウダーですって。人間がふつうに食べるものばかり。

りゅうちゃん

真ん中のクリスマスケーキは瞬殺。わが家はりゅうちゃんの薬代にアップアップで今年はシュトーレンもクリスマスケーキもない地味なホリデー。味見したかった。笑

矢筈山 風の広場展望台

イブのランチは、山の上。西脇市街を見渡す絶景なり。きょうは久しぶりに矢筈山緑風台縦走路を歩きました。矢筈山までは賑わっていましたが、縦走路では誰にも出会わず風の広場の東屋を独占しました。

三草山 朝光寺から登り畑へ下山

おじさん達との集合は一年ぶり。老犬の介護でドタキャンあるかもなので、声がかけづらく、それに今年の夏は酷暑で山を休んでいて、気が付くともう師走です。三草コース駐車場に車をデポして、7名なので2台に分乗して朝光寺へ向かいました。

三草山 朝光寺

9時前駐車場を出発。朝光寺本堂は国宝です。今年公開された木村拓哉×綾瀬はるか共演の映画「レジェンド&バタフライ」でこの本堂が比叡山延暦寺として撮影されました。宮沢氷魚がこの本堂で明智光秀役を演じています。この本堂前の玉砂利を全て撤去して、撮影後にまた戻したそうです。映画ですか? えっと、すみません観てないです。

三草山

登山口は標識がなくテープが目印です。初めてだと入口を探しますね。登山道に入ってしまうとよく踏まれているので間違えることはないです。しばらく一直線の急登が続きます。六甲山系が端から端まで展望でき、明石海峡大橋も薄っすら見えています。

三草山 権現山

権現山333mピークに到着。もとはここに朝光寺があったらしいです。本当の333mピークは鹿野コースへ向かう小さな沼の先で右の斜面を登ったところにあるとの話もありますが、確かめたことはないです。

三草山

鹿野コースに合流して、8合目の看板を過ぎた先で、前方に三草山の頂上が見えます。近いですが、まだアップダウンがあります。ここから、右下に異国の建物のような宗教施設が展望できます。

三草山

10時40分頂上着。相変わらず賑わっていますが、まだ時間が早いのでベンチに座れました。頂上スタンプはクリスマスツリーです。それにしてもこんなに暖かいとクリスマス気分ではないですね。夏が暑すぎたせいか、登山道で見たサンキライの実は赤くなく茶色かったです。(クリスマスリースの飾りに使う赤い実。)

三草山

鹿野コースの3合目から昭和池へ下る予定でしたが、今年膝を痛めて長く山を休んでいたメンバーもいたので短い畑コースに変更しました。下る途中に木が伐採されている場所があり、念佛宗 無量壽寺(むりょうじゅじ)の展望スポットでした。広大な宗教施設群に圧倒されます。しばし鑑賞。それにしても、すごいですねー。

三草山 畑下山

最後は長い階段を下って畑登山口へ無事下山。車を置いた朝光寺へ舗装路を歩いて戻ります。途中で念佛宗ナーランダ寺院が左手にあります。朝歩いた稜線から見えていた異国風の建物がこの寺院だったんですね。畑コースを下らないと見ることができない景色があり、下山コースを変更したのも悪くなかったですね。

三草山

12時30分車をデポした三草コース登山口へ戻りました。トイレ横の東屋には、クリスマスツリーが置かれていました。頂上のシンボルツリーがイルミネーションされたら家の近くの道路から見えるんですけど。ぜひ、お願いしたい。笑 

きょうは短い半日ハイクでしたが、やっぱり皆で歩くのは楽しいですね。また全員集合しましょう。(^^)/

三草山 久しぶりに全員集合

朝光寺にて

きょうは全員集合して、朝光寺から三草山へ登りました。登る前に探し物。天然記念物のツクバネの実を探しました。

ツクバネ(衝羽根)はビャクダン科の落葉低木で、卵形の果実の先端に4枚の葉が均等に広がって付いているので、羽根つきの羽根のように見えるのが特徴。初夏に朝光寺つくばねの滝周辺で自生しているツクバネを多く見ることができます。全国的にめずらしいそうなので、今度は初夏にまた朝光寺から三草山へ登りましょう。

三草山

頂上スタンプはクリスマスツリーでした。きょうの加東市の最高気温は18度。とても師走とは思えない暖かさで、朝光寺からの急登りで汗をかきました。

三草山 三草コースP

車をデポした三草コース登山口の東屋には、なんとクリスマスツリー! そのうち登山道がクリスマスデコレーションされるとか、ない?

山の様子は次で。

雄鷹台山 ドウダンツツジ紅葉

赤穂市街から手軽に登れる山です。(登山口の駐車スペースは6台ぐらいです。)赤穂パンに寄ってから登山口へ向かいました。登山口9時40分スタート。

雄鷹台山

各合目ごとに標識があり、とてもよく整備された登山道です。

雄鷹台山

すばらしい。途中何度も赤穂市街と瀬戸内海が展望できます。

雄鷹台山

うわっ真っ赤!!^^ ずっと続くドウダンツツジの紅葉道。そろそろ紅葉の時期は終わりですね。満点星の広場?満点星はドウダンツツジのことでした。「灯台躑躅」とも書くそう。だれが植樹したのかは不明だそうです。白い小さな花が鈴なりに咲く春にも登ってみたいです。

雄鷹台山

8号5酌の看板に赤穂藩の印の徳利が吊ってありました。12月14日は討ち入りの日、赤穂市最大のイベント「赤穂義士祭」の日です。今年2023年の大石内蔵助は中村雅俊がつとめるそう。10時35分雄鷹台山頂253m到着。明るい頂上です。

雄鷹台山

展望申し分なし。海が見える山はいいですね。赤穂パンで買った地元の豆乳とお醤油を使ったコッペパンが素朴な見た目でしたが、とても美味しかった。^^

雄鷹台山

頂上に鉄棒がある山は初めて。わいはん食いつく。笑 山頂なのでグルグルすると高度感あるんじゃないのかな。

雄鷹台山

後山への縦走路は樹林のトンネル。下りは岩屑で滑りやすい。

後山

後山も展望が良いですね。わいはん達と一緒に歩いた坂越の宝珠山が向かい側に見えました。

雄鷹台山

雄鷹台山へ戻らず横谷渓谷へ下ります。見ている地図アプリには表示されていない道。テープを追って進みますが、踏み跡はしっかりしています。

雄鷹台山

上流から下って来たので、横谷洞窟の看板を見過ごしました。わいはんが呼び止めてくれました。明治時代に鉱物調査のために手掘りされたそう。横谷渓谷は、湿地あり、砂防堤あり、渡渉あり(大雨の後)、ブランコあり(なんで?)、なかなかアドベンチャーな道でした。登山口の看板の山野草は、この渓谷で見ることができるんですね。

雄鷹台山

横谷渓谷の終点のまこも池には鴨がいました。雄鷹台山は、ドウダンツツジの紅葉目的でしたが、展望抜群、そして下山ルートの横谷渓谷は市街地にほど近い渓谷とは思えない変化に富んだ道で楽しめました。