今朝の地方紙でまた加西市の網引(あびき)湿原が紹介されていました。車で30分ほどの場所なのに一度も行ったことがありません。。。行ってみましょ。
ゲートから山道をしばらく歩いて湿原の入口へ。靴底を洗ってから入ります。
カキランはちょうど盛りで、きょう一番多く見た花です。
ササユリもあちこちで咲いていますが、ほぼ終わりに近いようです。ノショウブやトキソウもそろそろ終わりのようです。それにしてもササユリは岡山県の泉ヶ山で見て以来の数でした。
湿原は三ヶ所あって広いですね。人が少なくゆっくり歩いて観察できました。トウカイコモウセンゴケがわからなかったです。。。新聞の記事では、触るとねばねばした納豆のような葉と観察会に参加した小学生が感想を述べていました。
ハッチョウトンボ!! やっと出合えた。^^ 日本で一番小さいトンボ。赤いのは雄なんだそう。滋賀県の笹間ヶ岳に登った時に教えてもらったトンボですが、こんな近くにいたんですか。。。3cmほどで、最初は気が付きませんでした。
入口の案内板で湿地の三種の神器とされていた希少な生物、ヒメヒカゲ(蝶)、ヒメタイコウチ(昆虫)、ハッチョウトンボ(蜻蛉)。ヒメヒカゲも飛んでいたような気がします。。。茶系で羽に丸い模様のある地味な蝶、蛾だと思いました。三種の神器の生物は、初夏の今がシーズンです。それにしてもこんな希少種が観察できる湿原に一度も来たことがなかったなんて、不覚です。