播博とは西脇市の「播州織産地博覧会」のことで、今年が第3回目となります。コロナ禍で3年ぶりに、5月22日(日曜)に開催されました。
イベント会場へ行く前に、ドウジアムで開催されていた「加杉野写楽会」写真展へ寄りました。山友は奥穂や室堂の山の写真、他の4人の方はそれぞれ、鳥、花、神戸の街の写真です。今年は地方新聞に紹介されて、若い女子達も来ていました。
ドウジアムから徒歩10分。播州織工房館周辺と、旧商店街から市役所のあるオリナスまでの間が播博会場です。播州織の特徴は織る前に糸を染める、先染め製法で、日本の先染め織物の8割が播州地方で作られているそうです。
23社の織物屋さんが、テントや軽トラで生地や商品を即売。それぞれの織物屋さんで織物の種類や色柄が違います。ミシンを使えないので見るだけ。。。でしたが、チェック柄のパンツを2000円で見つけゲットしました。ジャガードの日傘も欲しかった。
「後ろを向いていただけますか」って。イケメンのお兄さんに失礼しました。^^
ミシンが使えたら楽しそうです。嫁入り道具で持ってきたミシンは、一度も使うことなく友人宅へもらわれて行きました。縫製ができればシニアでも播州織の某有名ショップに再就職ができることを、最近ハローワークで知りました。金曜日に動物病院でりゅうの薬代2週間分34000円を支払。保険がないので覚悟していましたが、1ヶ月で70000円? って、恐ろしいことになりそう。すぐ職探しせんとあかんやん。。。
朝ドラの後の情報番組「あさイチ」で紹介された、影織。手に取って見てきました。小円織物 →https://koenorimono.com 三代目の若いご夫婦が頑張っています。
めずらしいものも売っていました。織る時に生地の端にできる、耳糸。アクセサリーやリース、マットなど手芸に使うんですね。影織の小円織物さんでは、織物で出る綿屑を木くずと組み合わせて着火剤として販売するそう。織物屋さんでは綿埃が原因で、工場が火事になることがあります。逆転の発想ですね。
オリナスではキッチンカーがたくさん並んでいて盛況でした。午後1時過ぎでピザは売り切れ、目当てだった「つむぎ菓子店」の米粉スィーツもすでに完売でした。つむぎ菓子店さんは、西光寺山の登山口近くにある古民家カフェです。畳の部屋にテーブルを置く気取らないカフェで、山から下りたウエアで遠慮なく寄れます。^^
この日播博に8000人以上が訪れたそう。コロナ禍で出かける機会が極端に減って、洋服を買うことがほとんどなかった2年間。きょうたくさんの生地を見て新しい服が欲しくなりました。直線縫いならできそうなので、ミシン買おうかな。(笑)
21日土曜は、近くの三草山でした。山の様子は次で。