山本二三展 アニメ美術の創造者

コロナ禍で帰省しないお盆休みになりました。猛暑で山へ向かう気力がない。でも気分転換はしたい。丹波市立植野記念美術館で山本二三展が開催されているのを知って出かけました。

丹波市立植野記念美術館

丹波市にこんな立派な美術館があったんですねー。丹波市へはよく来るのに、全然知らなかった。

山本二三展

作品の撮影はできないのでホールのタペストリーです。山本二三の名前を知らなくてもこの画でわかりますよね。山本二三(にぞう)氏は時をかける少女、もののけ姫、天空の城ラピュタ、火垂るの墓など数多くのアニメーションの背景画を描いている背景画家で美術監督です。作者自らが選んだ手描きの背景画、スケッチなど初期の作品から最新作まで200点以上が展示されていました。

山本二三展

じゃりん子チエの大阪南の下町風景、火垂るの墓の神戸の街並み、屋久島の森を取材して描かれた、もののけ姫のシシ神の森などなど。ひとつひとつの画は26㎝×36㎝ほどなのに、細密に描かれた画はどれもリアルで迫力があって引き込まれました。あえて主人公が入らない画を展示しているそうですが、アニメを観たことがあれば、あぁあのシーンだとすぐに物語に入っていけます。思い入れのある物語は、その画の前を動けないかもしれないですね。

新型コロナ感染拡大対策で密にならないように、各展示室に入る人数を5人ほどに抑えているので、人との距離を気にせずとてもゆっくり観ることができました。入館に際しては、代表者の名前と連絡先を記入し、手指の消毒、マスク着用です。猛暑の休日の過ごし方として、美術館や博物館を巡るのは良いかもしれません。

創作イタリアン 田(でん)

美術館の駐車場で「丹波市、洋食、ランチ」で検索して、5分ほどで移動できる氷上町稲継の洋食店の田(でん)へ。ユニクロの駐車場の奥から入るちょっとわかりづらい入口でした。このお店の定番、オムライスを注文。メインのオムライス、サラダ、食後の飲物が付いて980円也。デミグラスソースがくどくなく美味しかったです。

今年は短いお盆休みで明日から仕事です。帰省しなかったのは義父の初盆以来のことで25年ぶりでした。先が見えない我慢の生活が続く。。。

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