三尾山、夏栗山、黒頭峰

三尾山、夏栗山、黒頭峰で検索すると、記録のほとんどは丹波篠山市の佐仲ダムから佐仲峠へ登って周回するコースですね。私達は丹波市春日の三尾山登山口から三尾山へ登り、佐仲峠へ下って、黒頭峰と夏栗山を登って佐仲峠へ戻り、サブルートの近畿自然歩道を下って三尾山登山口へ戻りました。

三尾山登山口

駐車場の桜が満開でした。駐車場の先着は1台だけでした。意外に少ないですね。重い鉄扉を開けて林道へ入ります。9時15分スタート。

三尾山

橋を渡って山岳訓練所の看板がある小屋前を通り谷を登り詰めて、山腹をジグザグの急登りとなります。下山して来た男性から、ヒカゲツツジはまだでしたって報告。。。あらぁ、残念。開花時期は天候条件で毎年違うのでしょうがないですね。

三尾山 東峰

稜線へ出て右手へ進み、東峰の展望所へ寄ります。きょうはコースタイムが長いので、すぐに引き返して頂上へ向かいます。

三尾山

頂上付近はヒカゲツツジの群生地です。蕾が膨らんでいるものもありますが、まだ咲いてはいませんでした。

三尾山

5度目の三尾山です。視界を遮っていた木々が伐採され、展望が抜群に良くなっていました。金山が見えます!男性が熱心に石積みを撮影してメモしていたので、「何かの調査ですか?」って尋ねると、個人の趣味ですって。あぁ、山城マニアですか!挨拶をして私達は鏡峠への縦走路へ下ります。

三尾山

頂上からいっきに下って、緩やかな道をしばらく進むと、佐仲峠分岐の標識があります。ここを下るの?って顔を見合わす。ロープがあっても良さそうなザレた急斜面です。下りきると気持ち良い場所に出る。秋は紅葉が綺麗でしょうね。

三尾山 佐仲峠

佐仲峠には、お地蔵様がいらっしゃいました。昔の峠越えですね。ベンチがあって広場になっています。黒頭峰へ向かう道は、テープがいくつも付いた斜面を尾根に上がります。地図を確認していると、春日から男性二人が登って来ました。帰りはこのサブルートを下ってみようか。

黒頭峰 夏栗山

低山縦走路そのもの。^^ 目立つピンクテープが新しいのは、去年11月のTAMBA100アドベンチャートレイルのものでしょうか。すごいレースでしたよね。60時間制限で、174km走破。累積標高が16000mって。過酷過ぎる。

黒頭峰

黒頭峰への登りは立木を掴んでの急登りです。いったん夏栗山との分岐に出て、右手すぐが頂上620m。三尾山が見えるように伐採されています。標識は黒頭山ですが、国土地理院の地図は黒頭峰です。黒頭峰と夏栗山は地図にはないルートを辿っている記録が多く、分岐が多いので、きょうは久しぶりに地図アプリを使ってます。地図アプリを使うと分岐で地図を見なくなってしまうので良し悪しですね。

夏栗山

12時10分夏栗山着。標高600mです。ここで昼食休憩。ずいぶん前に金山から三尾山を繋げようと調べた時に、展望台がある山を知ったのですが、藪漕ぎで頂上へ出た、藪がひどく夏栗観音まで行けなかったとかの記述があって興味が失せたのです。(笑)大峰や台高はどんな道でも突っ込んだのに、軟弱になりました。。。やっと、きょう夏栗観音さまに会えました。^^ でも、頂上標識はどこにあったんだろ?

黒頭峰 夏栗山

夏栗山からの下りは、正規ルートを辿る。山腹を巻く道で、黒頭峰が望めました。登る時に左右どちらにもテープがあり、右手は下りになっていたので高蔵寺へ下る道かと思い左手の急斜面へ進みました。でも、いったん下ってこの道を歩き、突き当りで左手の道を登って行くと夏栗山へ着いたんですね。

黒頭峰 夏栗山

黒頭峰へ登り返さず、手前の分岐「佐仲峠」の標識で右手へ下ります。地図アプリを使っていなくても、テープがあるので迷うことはないと思います。ただ低山徘徊に慣れていないと、踏み跡を辿るような道はちょっと不安かもしれないですね。

三尾山 

午後1時30分佐仲峠へ戻りました。お茶休憩してから、近畿自然歩道を春日へ下ります。サブルートで紹介されていますが林道歩きですね。。。途中から舗装路になりますが、車は途中までしか入れないようです。50分ほど下って舞鶴自動車道の高架を潜ります。

三尾山

右手の神社脇の道を辿り集落の生活道を30分ほど歩いて、午後3時20分三尾山登山口へ戻りました。きょうは距離11km、6時間行動でした。

三尾山

山中でショウジョウバカマが咲いていました。^^

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